溺愛されてる声優さんは【蒼井翔太】12

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翔太｢あ…あけましておめでとうございます！
あの、おせちとカニありがとうございました。
これ福井の水ようかんです。｣







翔太兄は一生懸命あいつに挨拶をする。






｢あけましておめでとうございます。
わざわざありがとう。
胡桃も連れて帰ってきてくれて…｣







翔太｢挨拶はしないとなって思いまして…｣






｢翔太兄かえろー。｣






翔太｢なー、ちょっと黙ってて。｣






翔太兄はあいつの方向に向いてたがおじい様に挨拶をするため、おじい様の方向を向く。







翔太｢あけましておめでとうございます。
初めまして、蒼井翔太です！
なー…胡桃さんとお付き合いさせて頂いてます…普段は声優アーティストをやってまして…よろしくお願いします？｣






｢なんで最後疑問形なの？決まってたのに…かっこ悪い。｣








翔太｢……。｣







｢嘘です、翔太兄カッコイイ。｣







翔太兄に笑顔で睨まれた私は危機感を感じておだてる。







｢蒼井さん、はじめまして。胡桃の祖父です。
今日はわざわざありがとう。
これからも胡桃もよろしくお願いします｣







翔太｢は、はい！｣







｢よーし帰るぞぉ。｣







翔太｢……どんだけ帰りたいの。｣






｢あ、莉恩ちゃん。｣






莉恩｢はい！｣






｢お年玉あげる｣





なーはカバンの中からポチ袋を取り出す。






｢これ｣






莉恩｢え？…お年玉？え？なーちゃんから？｣







｢んーん、なーと翔太兄二人分入ってる。まとめた。｣







莉恩｢…しょーなーたんから？！え？！待って！！！｣






操太｢兄上には？！しょーなーたん！！｣







｢ない、むしろよこせ。｣







莉恩｢家宝にして使いません！！飾ります！！｣






｢いや使ってよ…｣







やばい…今日はなーがツッコミ役






｢蒼井さん、せっかく来てくれたんですがらゆっくりしていってください｣






翔太｢あ、ありがとうございます！｣






｢え？！おじい様、なーちゃん帰りたい…｣







翔太｢言葉に甘えてゆっくりしよ。｣








莉恩｢そーだ、なーちゃん着物！着たら？可愛いと思う！｣









｢なーちゃん帰るからいい｣







翔太｢帰るの？バイバイ。｣






｢え。｣







翔太｢僕帰らない、夜には帰るから今から帰るなら1人でどうぞ。｣






｢…翔太兄のバカ。｣






翔太兄に裏切られたなーは莉恩ちゃんに引きずられ着物に着替えることになった。

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