やっぱり彼が好き【怪盗キッド】

17話 ページ19

怪盗キッドside


いつも通り犯行を終わらせ屋上に来た




「.....まーたハズレか」


俺が狙っているのはパンドラと言われる宝石だ


でも今回のもどうやら違ったみたいだ




ポストに投函すんのもめんどくせーから名探偵に渡そうと思い、少し待つ



するとどこからか声が聞こえた


?「.....かっこよくなってたな」



女の声


しかも聞き覚えのある






辺りを見渡すと地面に寝そべり何かを見ている人がいた




その何かが気になり目を凝らすと俺が通っていた小学校のクラスメイトと撮った遠足の集合写真だった




ということはその人物は刈谷か?



でもそれを見てかっこよくなったと言ってる人物が気になった



しかもその写真は俺のいたクラスだった


刈谷は別なクラスじゃなかったか?









!!!!!


思い出したぞ!!

小学3年の頃、男友達から俺のことが好きな女子がいるとか言ってた


その名前がAだ!!!



え、俺ひどいこと言ってた記憶あるんだけど




ここだけの話、当時俺はAのことが好きでいた


あまり目立つやつじゃなかったけど友達想いで

隠れて色々係の仕事をしてたりした






だから転校する、しかも海外と聞いたとき嘘だろって思った




そのせいでひどいこと言っちまったけどな






まぁ、そのことは黒羽快斗の時に謝るとして







さて、名探偵のやつ遅ぇから刈谷に宝石返すか



「お嬢さん、こんな屋上で何してるんですか?」




side終了

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