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今日も夕方お兄さんが来てくれた。

慧「涼介?きたよー寝てる?」

涼「…ん?あ!にい!」

先生が解熱剤入れてくれてだいぶ楽になったから気づいたら寝てたみたい。

慧「熱下がったの?」

涼「先生がお薬入れた」

慧「そっかー。良かったね。ねえ、松本先生どうだった?」

涼「…きらい。ううぅ…ひっくっううぅ…。」


え?急に泣き出した。なに?!俺まずいこと言ったかな…


慧「どうしたどうした?何されたの?嫌なこと言われた?」

涼「うん…」

会話の内容を話してくれた。

慧「そうなんだ…」

率直な感想としてはなんでそんなこと言ったんだよって感じ。

けれど精神科の先生だし、敢えてそういうことを言ったんじゃないかなって思うと素直に涼介の味方をしてやれない。

涼「…って?」

慧「ん?」

涼「もう来ないでって言って?」

慧「にい、その先生に会ったことないし櫻井先生に言ってみるね。」

涼「うん。」



櫻井先生に事情を伝えると

櫻「そうでしたか。すみません私も詳しくは知らなくて。でも心配しないでって言ってたんですけどね。松本にきちんと説明するよう言っておきます。」


慧「お願いします。」

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作者名:りょん。 | 作成日時:2020年6月30日 18時

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