横山先輩？？

日常 ページ4

「小宮ー飲み物買いに行こう〜」

「行くー」


小宮悠花は同じクラスで普段の学校生活は
小宮と2人でいることが多い。


「最近ブラバン遅くまでやってるな」

小「うん。定期公演会ってのがあんねん」

「へぇ〜」

小「ボランティアで市民会館とかでやるんやって」

「大変やな〜」


うちの高校は吹奏楽部もすごいねんな。
めっちゃ賞取りまくってるらしい。




「あ、こんにちは…」

横「おん」


自販機で横山先輩に遭遇した。
この2言以外の会話はしたことないけど。
そもそも横山先輩が私を認識してるか謎。

『だれ？』

横「女バスの後輩」


意外と認識してました。


軽く会釈して、
さっさと買って教室戻ろう。


愛しの〜ピンクの〜あの子〜♪
ピッとな、


横「じぶんいつも苺ミルクやんな」



「え？」


振り向いて横山先輩を見ると目が合った。
やっぱ私に話しかけてる？

横「好きなん？苺ミルク」


「あ、はい…」

横「ふーん……」


え？終わり？え？え？
隣にいる小宮を見ると小宮もポカーンとしてた。


「失礼、します…」


軽くまた会釈してその場を離れた。


「え？さっきのなに？」

小「知らんわ！」

「初めて話した…」

小「だからあんな感じやったんか！！！」


少し落ち着いてくるとまた別のことで
思考が忙しくなる……
いつも…って言うてた……よな！？！？
え！？部活以外でそんな会ったことある！？！？
てか私が買う度見てたん！？！？う！？
怖っ！！！………いや、まさか横山先輩、
実は苺ミルクめちゃくちゃ気になってるけど
クールキャラやから買うの恥ずかしいとか…？？
ありえるな……うん、絶対そう。そうや。


なんや横山先輩可愛いところあるねんな(笑)

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