かまってください亮介先輩【ダイヤのＡ】

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「嫌っ…これ以上洋一くんに迷惑かけられない…！」





手を掴まれた状態で洋一くんを見上げる。



洋一くんには…いつも心配してもらって…



優しくしてもらって…





「迷惑ばっかだよ(倉「そんなことねぇよ」」





倉「それに俺は迷惑だなんて言ってねぇ」





「………」





倉「俺は…Aのそんな顔見たくねーから。悲しい顔させたくねーから」





"Aの笑った顔が好きだから"



はっきりそう言った洋一くんは真っ直ぐ私を見た。





「……っ」





気づいたら、私は涙を流していて頬に冷たい感覚が伝った。





「……わっ」





急に崩れる体勢。



体重は洋一くんに預けている状態だった。



亮介先輩以外の男の子にこんなことされたの、初めてだな……。





倉「俺はAに辛い思いはさせない。悲しい顔にもさせない」





「……え？」





この時、洋一くんの言葉の意味はよくわからなくて。



でも、次の一言で全てが明らかになった。





倉「A、俺のものになってくれ。俺がAを守るから」









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