あれ？私ってどこから来たっけ。その参【鬼滅の刃】

第107話:継子になれ！ ページ15

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何だろう。私、何かしたっけ…？



煉獄さんが死ぬことは阻止したけど…、煉獄さんからすればいきなり現れた奴程度にしか覚えられて無さそうだけどな。



「A少女、君に話がある！！！」




決闘の申し込み的な感じ？



辞めて欲しい。




「今更だが君は、上弦に対して何故あの時あの行動に出た？」




『えっ…！？』




まさかそう来る！？




「俺は死を覚悟していた。柱である限り、いつ死ぬか分からない。それが今だと、仲間を守って死ぬのだと思っていた！」




その言葉に、思わず涙が溢れそうになる。




『私は…！そんな風には…。』




柱だからって、死ぬまで頑張らなくてもいいのに…！！！




「上弦は強かった。あの場に居た者は俺以外、誰一人として倒せなかっただろう。俺も心の何処かで俺では倒せないだろうと思ってしまっていた！だが！！」




煉獄さんは私の肩をガシッと掴み、




「ほか誰も動けない状態で、君だけは俺の横を走りすぎ1人で上弦へと立ち向かった。あの行動が無ければ、俺は死んでいたかもしれない！！！」




ぼろぼろと、涙が溢れてくる。




「ありがとう、A少女！！！俺はずっと君に礼が言いたかった。だからこうしてここまで来た。俺は、君はこれからもっと強くなれると思う！！だからA少女！俺の継子になれ！！！」




継子に…って、え！？



ピタッと涙が止まる。




『何でですか！？』




「俺の元で面倒を見たいんだ！！どこまで成長するのか見てみたい！さあ！！行くぞA少女、煉獄邸へ！！」






手を掴まれ引っ張られそうになった。



だが、誰かにそれをふさがれる。

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