例の日 ページ18
side丸山
一つ前の収録が早く終わり、いつもの時間より早く楽屋に入った。誰も来んから廊下を少しぶらぶらしてから楽屋へ戻ると、ソファーに丸まっているAちゃんがいた。いつの間に来たんやろか。
いつもであれば”丸ちゃんおはよう、”と声を掛けてくれるはずなのだが今日は違った。まるで俺が入ってきたのに気づいてないかのようだった。俺が”おはよう”と声を掛けると普段より少し青白い顔で力なく”おはよ、丸ちゃん”と笑って返してくれた。
丸「顔青いで、大丈夫?」
『ん、大丈夫やで。いつものアレやから、』
丸「あー…。いつもよりしんどそうやな、薬飲んだ?ブランケットは?要る?」
『薬は今マネさんに買ってきてもらってる、ブランケット良ければ取って欲しい…』
普段から痛みが酷いのは知っていたが、今日は特段しんどそうで。俺は男やから痛みはわかってあげられへんし、何をしてあげたらええのかわからへん。俺が持っている知識もあっている確証なんてない。だから彼女に聞いて出来る範囲でやるしかないのだ。
『丸ちゃーんあっためてえ』
丸「ええよ、どうしたらいい?」
『できたらでええねんけど、抱き抱えて欲しい…』
”お安い御用”と笑って言って腕を広げる。力なく倒れ込んできたAを抱きめるとふにゃりと笑った。冷たい、。
『はーあったか…。
丸ちゃん体温高いよなあ、なんでなん』
丸「いやわからへんよ。笑 Aは低すぎちゃう?」
『えぇ、そんなことないで。…まあ平熱は低いかもしれへんけども。』
丸「ほらあ、手先とかめっちゃ冷たいやん!!ちゃんとあっためなあかんで!!」
『私には丸山湯たんぽあるからええねん』
”あーなんや眠なってきた。寝よ。”そう言って目をつぶるA。この状態でよお寝れるなあ…。直ぐに寝息が聞こえ始め、完全に体をこちらに預けてきたため、もう寝たのだろうと察する。そんなAを見ているとついうとうとしてしまい、そのまま寝てしまった。
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村「おはようございま…どんな状況やねん」
渋「よおこんな体制で2人とも寝れるな」
安「僕もあそこ入りたい」
村「なんでやねん」
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うつこちゃん(プロフ) - saさん» コメントありがとうございます!時間が出来次第書かせていただきますね!ありがとうございます、がんばります*Ü* (2019年7月29日 0時) (レス) id: 77c314c5e6 (このIDを非表示/違反報告)
sa - こちらのお話大好きです!いつも楽しませて頂いております。安田くんとの絡みが好きなので、もうちょっと章ちゃんぐいぐい攻めてこないかなーと期待してます笑これからもそちらのペースで更新頑張ってください! (2019年7月28日 17時) (レス) id: cc8d9f7feb (このIDを非表示/違反報告)
うつこちゃん(プロフ) - とこに。さん» すみません、私の読解力が足りず別のお話書いてしまいました…。時間があれば今日中に公開したいと思います! (2019年7月22日 13時) (レス) id: 77c314c5e6 (このIDを非表示/違反報告)
とこに。(プロフ) - まるすばのキスエピありがとうございます…!本当にすみません…日本語間違えて無茶苦茶なリクしてしまいましたね…正確には「妹ちゃんのファーストキスとセカンドキスエピソード」でした…。言葉が足りずすみません…。。機会が有ればこのエピお願いしたいと思います。 (2019年7月22日 13時) (レス) id: 0db8f5d879 (このIDを非表示/違反報告)
うつこちゃん(プロフ) - とこに。さん» コメントありがとうございます!!丸ちゃんとすばるくんの絡み喜んで書かせていただきます!(?)ありがとうございます、がんばります! (2019年7月19日 18時) (レス) id: 77c314c5e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:うつこちゃん | 作成日時:2019年5月14日 18時