*__一瞬のシアワセ。 ページ16
そして,冷えた主人様の額が 私の額へと 触れた。
触れ合った。
頬には手が添えられる。
Xガス「君は暖かいね」
ニンゲン だから。
ニンゲン には 体温が あるのです 主人様。
『....主人様は冷たいです』
Xガス「まァ,私に 体温 なんてモノ はナイからね」
静寂が私達を包み込む。
Xガス「...愛しているよ,私の傍から 逃げよう などとは 一生 考えぬ事だ,
君自身が馬鹿げた行動を起こしたせいで,こうして今,お前は この世界の ホントウの悪 に なっている。
フフッ,お前は 私以外の 愛 を 求め,逃げ出した様だが...
どうだ?
愛なんてモノ,お前は 感じられているのか?」
『...』
ナゼ言葉を綴れないのだ。
愛。私は感じられていないのか。
ううん,そんな事はナイ。
マーダー,メア,エラー,マスタード,フレッシュ,
それに何より,
クロス。
私は 充分すぎる程の愛を与えられていただろう。与えられているだろう。
Xガス「,,お前が 反省 し,私に全てを捧げ 忠誠を近い 私の モノ となり,
誰にも手の届かない程の,私が 満足 する程の 完璧 な 存在 と なれば,
この世界は 上書き しよう。
君は 晴れて バケモノ では ナクなる」
『...分かりました。自分が犯 した ツミ を 懺悔し,
貴方様に 御満足 頂けるよう,
私の スベテ を Xガスター様 に ササゲル と チカイマス。』
Xガス「あぁ,イイコだ ミネ。
本当に愛している。私の宝物。私のミネ。
君は たった一つの 完璧な存在 と なりえる 最高な 創作物だ,」
『はい。』
私はタダ 目を瞑り,主人様の アイ を カンジル。
大きい体に抱きしめられ,アイ に 包み込まれる。
地獄である この檻で,唯一な 一瞬の シアワセ。
求めてもいない アイ など イラナイ。
だが,貴方は私を創り出した。それは,私の 親 という事にも なるのだ。
パパ。お父さん。
一瞬のシアワセを,感じようではナイカ。
コイツが憎い憎い憎い
Xガス「...ミネ,明日は 実験 をする。
支障が無いよう,今日は早めに就寝しなさい。」
実験。
一番 嫌いな 言葉。拒絶反応。
でも逆らえば 暴 力 ダ。
『...ワカリマシタ,,
一つだけ,聞きたい事があります。』
Xガス「なんだい?出来る限りでは答えよう」
『....
花咲姫華 は 貴方様が 創り出した 創作物 ですか?』
Xガス「....」
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作者名:稲荷 | 作者ホームページ:http://251134
作成日時:2022年11月7日 15時