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そのまま固まってしまった僕を差し置いて、グルッペンが勝手に店長に話をつけバイトを上がることになった
流されるようにしてグルッペンの車に乗せられた時も、僕の視線はすやすやと眠る赤ん坊に釘付けだった
僕と同じ青藍の髪
眠っているため、瞳の色までは分からない
顔立ちもまだ乳児だから分からないが、どことなく目元の辺りが僕と似ている…ような気がする。
「思ったより冷静だな、大先生。」
僕がじっと黙っているのを見て、運転席からグルッペンがそう声をかけてくる
「なんかなぁ……初めて見た気がせぇへんのよ、この子。」
そう言うと、興味深そうに「ほう…」と言うグルッペン
いや、実際にそうだった。
確証も何も無いが、この子とは初めて会ったような気がしない
なんなら、「貴方の子供です」って言われて「はいそうですか」と言えるぐらいに変な自覚があった
よく分からないが…どこか懐かしいような、そんな感覚
「ちなみに大先生、その子の性別分かるか？」
「んー…女の子？」
「そうだ、よく分かったな。」
「まぁ、可愛らしい顔しとるし」
そう言うと、「流石大先生」とか褒められてるのか貶されてるのかよく分からない返答
そうこうしている間に、早くもアパートに着いたようだった
流石、車やと早いなぁ…なんてぼーっと考えていると、グルッペンが敷地内にある駐車場に車を停める
結局、僕の娘とやらは爆睡して起きないままアパートの部屋へと向かった
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ランチ - あのですね…最初から見たんですよ、1時間経たないくらいで読んでしまったんですけどね。なんかもう言われた通り手のひらで踊らされてましたわw恐怖や驚きなどなんか分からん感情が混ざり合って読み進めるのもドキドキして面白かったです!また親子の物語が… (2021年12月6日 3時) (
レス) @page5 id: 48939b9218 (このIDを非表示/違反報告)
はぁな。 - 音羽リン様、急かしたい訳ではないのですが…更新待ってます… (2021年7月31日 16時) (レス) id: b36ca423a9 (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - 続け方、凄く鳥肌が立った……好き。 (2021年7月2日 1時) (レス) id: 9dbbda50e8 (このIDを非表示/違反報告)
瑚桜 - すこです…！ (2020年11月7日 21時) (レス) id: 3cd7fd4374 (このIDを非表示/違反報告)
ポメ - あぁ〜続きが気になる〜、けど無理なく更新してください！続きいつでも待ってます！ (2020年2月17日 23時) (レス) id: 607db00f28 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：音羽リン
| 作成日時：2020年1月15日 17時
