【月島蛍】恋は優しいラッピング。

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(貴方 side)








今日はなんだか怖い顔をしている蛍くん。

悩みでもあるのかなぁ。

そう思ってきいてみるといつもみたいな返事がかえってきて。

でも眉間にシワを寄せている。





『そんな怖い顔してるとほんとにシワできちゃうよ〜〜』




はい、アイロンっと..

おでこに人差し指でスーッとやると、

蛍くんは目を丸くして私をみている。




「....はぁ。ほら、そろそろ女子走るんじゃない？」


『あ、そうだったー！ありがとう！またね〜蛍くん！』




走りながら頭の中で考える。

蛍くんどうしたんだろう。

いつもの蛍くんと違うなぁなんて。




『〜ふぁあ』




そういえば昨日遅くまでお菓子作っていて

とても寝不足だったのを思い出した。

お昼に蛍くんにあげたら喜ぶかなぁなんて。




影「目の下すげぇ隈だな。寝れなかったのか？」


『うん、お菓子作ってて〜。影山くんにもあとであげるね！』


影「あざっす。」




今日はバレーの授業みたいで、

山口くんと蛍くん、影山くんとで対戦している。

バレーしている姿かっこいいなぁ。



そう思いながら女子の番を待っていると、

視界がボヤける。

やっぱり寝不足なのが原因かな..



まぁ大丈夫だよね〜と少し座ろうかなと思ったら、

クラっ..









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