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目が覚めるとそこは暗い天井。

直ぐに俺の部屋だとわかった。



『もう…やだ…』



ベットからおり、引き出しからカッターを取り出す右手に握ってるカッターナイフで左手首を切る。

するとそのから鮮血が溢れてくる。



『あは…綺麗な緋色ね…』



切れたところが熱くなって、まるで燃えるようだった。



『失敗作でも…こんなに綺麗な緋色を流すのね』



私は自然に口角が上がる。

そして、流れる緋色を眺めると…心が少し軽くなる。



『カッター…洗わないと…』



私はそう言ってカッターナイフに付いてる鮮明な緋色を水で流す。

そして、その後は切れた手首に包帯を巻いて、シュウから貰ったミサンガを右手首に付ける。



『これで…バレないね…』



私はベットに寝転がって、仰向けでじわりと包帯に広がる緋色を眺める。



『……朝の時にまた包帯を替えよ』



そして、横になる。



『(今日は…食欲がない…夕飯は…要らないや…)』



私はそう思いながら目を閉じて夢に堕ちる。

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スイジュ(プロフ) - タピタピさん» ありがとうございますぅぅ!(T_T) (2020年1月24日 5時) (レス) id: 17b91e6418 (このIDを非表示/違反報告)
タピタピ - お話し内容ちょー好きです......尊い.....これからも頑張って下さい!応援してます! (2020年1月21日 18時) (レス) id: ce0225beb5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:スイジュ | 作者ホームページ:http:  
作成日時:2019年9月9日 23時

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