サッカー少女と刻印

番外編 キャラソン ページ2

『みんなに歌って欲しい曲があるの！』

｢｢｢歌って欲しい曲……？｣｣｣

『そう！まずは士郎から！』



そう言って僕は士郎の耳にイヤホンをはめて曲を流す。



｢……これは…僕の声……？｣

『うん。これは向こうの世界での士郎のキャラソン。『アイスロード』だよ』

｢いい曲だね｣

『でしょ？あ、それ終わったら次はタツヤにこれを聞いて欲しい』



とまぁ…みんなのキャラソンを聞かせた。









『守、歌えそう？』

｢あぁ！それに、なんか馴染みがあるからもう歌えるぜ！｣

『よし！それじゃあみんなのところへ戻ろっか』









『ただいまー』

｢あ、おかえり｣

『今何してるの？採点モードになってるけど』

｢今は誰が一番点数取れるか競ってるんだよ｣

『へぇ、で？最高点は誰？』

｢僕だよ｣

『え…悠馬…』



これは意外だぞ？



｢なんで驚いてるの？｣

『悠馬の中の人…声優さんって歌が下手って言われてるんだよね…』

｢…そうだったんだ…｣

『でも僕的には上手いと思ったけどね。本人は下手って言ってるだけだよ』

｢ありがとう…！｣



少し嬉しそうに悠馬が言う。



『あ、それじゃあまず誰から歌う？』

｢それじゃあまずは僕からでいい？｣



そう言って士郎が曲を入れる。



｢…これはなんの曲…？｣

｢聞いたことないけど…｣

『士郎のキャラソンだよ』

｢へぇ、じゃあ俺にもあるのか？｣



鉄之助が聞いてくる。



『ｼﾗﾅｰｲ』←



そう言って士郎の歌を聞く。

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