火炎少女は平行世界で世界を目指す【オリオンの刻印】

平行四 ページ6

『すまん…一星。俺はな…お前みたいな目をしていると人を見ているんだ』



剣城…。あれ？でも…何故か吹雪さんとも似てる…。



『だから…お前の目を見て気がついた』

｢……｣

『まぁ、言いたくなかったら言わなくていいぞ』

｢…実は…弟の手術に…必要で…｣



一星は重たい口を開けて教えてくれた。



『っ…やっぱりか…』

｢…弟の…命がかかっている…｣

『…もう無理すんな…！｣

｢っ！｣



自分から切り出した事だが、一星は辛そうな顔をしていた。俺はそんな一星を抱きしてた。



『教えてくれてありがとう。俺もこのことは誰にも言わねぇ。だって俺達はもう共犯だからな！』



俺はニカッと笑う。



｢ﾌｯ)そうですね…！｣



一星も笑う。



『あ、それと、もしかしたらだが、その言葉使いわざと？』

｢そうですけど？｣

『あー…俺は肩苦しいのは苦手だ。普通にしていろよ。それに俺達は同い年たしたさ』

｢っ！分かった、A｣

『おぉ！こっちが素なんだな。改めてよろしくな！一星』

｢あぁ｣

『お？そろそろ始まるっぽいぞ｣

｢あ、本当だな！｣



すると、雷門でみたあの丸い中国人？が出てきた。



『(彼奴が監督かよ！)』



俺は心の中で突っ込んでメインスクリーンを見る。

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