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第338話 お悩み相談所──────円堂編 ページ3

A「…………」


ポンッ


円堂「……?」

A「そんなに気に病むことはないと思うよ」

円堂「え…?」

A「君は君らしいキャプテンでいい。理想のキャプテンなんて何処にも居ないし理想なんてみんな違う」

円堂「…黒姫……ありがとう…」


少し嬉しそうに円堂は言う。


A「それにさ…分かってないのは鬼道の方だよ」

円堂「え…?」

A「おかしいと思わ無いの?なんで一星があんな目だった行動をしているのに、趙金雲は彼をスタメンに出していたのか」

円堂「確かに……言われてみれば…」

A「僕の考えでは…あの人(趙金雲)は何かの情報を握っている。もしかしたらそれは一星を助ける為の行動かもしれない」

円堂「…………」

A「今の一星は自分から孤立しようとしている。僕にはそう見える」

円堂「確かに…俺から見ても…一星はわざとやっているように見える」

A「それに…彼の言葉は…自分は悪役だと言い聞かせているふうに聞こえる。まるで…SOSをしているみたいに…」

円堂「…………」

A「いいことを教えてあげるよ、円堂」

円堂「いいこと…?」

A「僕はね、一星について調べたんだ」

円堂「っ!それってつまり…!」

A「そう。彼の過去を僕は知っている」

円堂「…………」

A「でもね、その情報はロックを掛けられていたんだ」

円堂「え?それじゃあなんで…」

A「僕はこう見えてハッカーでもある。ハッキングとかをして調べたんだ」

円堂「それって犯罪じゃ…」

A「バレなきゃ犯罪じゃないんですよ」


べーってしながら僕は言う。


円堂「(・ω・;#)」

A「まぁ…それは置いといて…。一星の情報にロックをかけるなんて…何かのcompanyじゃ無ければ出来ないんじゃないの?」

円堂「え?か、かんぱ…?」

A「あはは…ごめんね。組織とかのことだよ」

円堂「そうか。ありがとう」

A「で、話を戻すけど…情報のロック…つまり一星はもしかしたらその組織から派遣された者」

円堂「でも…なんのために…?」

A「それはまだ言えない。趙金雲が自分で言うから」

円堂「…そうか」

A「まぁとにかく…!円堂は円堂のままでいい!それに、君がいることでチームは纏まる。君はこのチームで必要不可欠なんだから!」


そう言って元気に僕は笑う。


円堂「…フッ)そうだな!少し暗くなってた!ありがとな!黒姫!お陰で目が覚めた!」

A「それでこそ円堂だ!」


そう言って僕達は笑い合う。

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スイジュ(プロフ) - 不動ガゼルさん» ありがとうございます!出来るだけ早く更新できるよう、頑張ります! (2019年9月18日 13時) (レス) id: 17b91e6418 (このIDを非表示/違反報告)
不動ガゼル - とても面白いです!続きがスゴく気になります!更新、頑張ってください! (2019年9月17日 22時) (レス) id: d6053f6f59 (このIDを非表示/違反報告)
悠舞(ユウマイ) - こちらも嬉しいです! (2019年9月2日 21時) (レス) id: 3982121288 (このIDを非表示/違反報告)
スイジュ(プロフ) - 悠舞(ユウマイ)さん» ありがとうございます!そう言って頂けると嬉しいです! (2019年8月26日 15時) (レス) id: 17b91e6418 (このIDを非表示/違反報告)
悠舞(ユウマイ) - この作品好きなので更新されるたびに見に来ています!とても良い作品です! (2019年8月26日 0時) (レス) id: 3982121288 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:スイジュ x他1人 | 作者ホームページ:http:  
作成日時:2019年3月30日 22時

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