第320話 忠告 ページ35
後半戦開始。灰崎はボールを一星にぶつける。
一星「ぐわっ!」
A「っ!」
一星にぶつかって飛んだボールはヒロトの方へ行き、ヒロトもボールを一星にぶつける。
一星「ぐっ!」
ぶつけたボールはまたヒロトの方へ行き、二人は鼻で笑って相手陣地へ攻め込む。
A「一星!」
僕は急いで一星方へ行く。
A「大丈夫か!」
一星「は、はい…」
A「………」
鬼道…僕の忠告…無視して…!
A(それなら…こっちだって考えはある…!)
僕は走り出す。そして、一星に向かって蹴られたボールを止める。
三人「「っ?!」」
一星「黒姫…さん…?」
A「すこーしごめんあそばせ?狩人と狂人、占い師達を放っておき過ぎたな」
────嗚呼…光は消えた…。
灰崎「おい!どういうつもりだ!黒姫!」
A「言葉の通りの意味だよ?灰崎くん。君は何も知らないのね?」
煽る口調で僕は淡々と心にも無いことを言う。
灰崎「〜〜〜!お前の方こそ!何も知らないからこんなことが言えるがよ…!」
A「鬼道が君達二人に一星を潰せって依頼したんでしょ?それくらいは分かってるよ?」
ヒロト「んじゃ、何で邪魔すんだよ」
A「これが最後の忠告だからさ。これ以上、洒落た真似したらもう、後戻りはできない」
そう言って鬼道にも視線を配る。
鬼道「それでも、俺は一星を排除する」
A「そうか」
鬼道にボールを渡す。
A「さよなら、素晴らしき死にたがりの占い師さん」
そう言い残して、僕は自陣へ戻る。
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スイジュ(プロフ) - かぐやさん» 知ってますよー (2019年7月13日 22時) (レス) id: 17b91e6418 (このIDを非表示/違反報告)
かぐや - 転スラ、しってたんですね。 (2019年7月13日 22時) (レス) id: f1942f813b (このIDを非表示/違反報告)
スイジュ(プロフ) - 極・吹雪姫さん» ……? (2019年5月10日 21時) (レス) id: 17b91e6418 (このIDを非表示/違反報告)
極・吹雪姫 - ありがとう。『一旦終了』でいいんですよね?『いっっったん』でいいんですよね!? (2019年5月10日 21時) (レス) id: c4455a25af (このIDを非表示/違反報告)
スイジュ(プロフ) - 極・吹雪姫さん» 紫苑のねこ化……出来たらやってみます…… (2019年5月10日 19時) (レス) id: 17b91e6418 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:スイジュ | 作成日時:2019年2月19日 22時