…SHORT STORY…♯2

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「そう言えばジェジュンヒョンがさ〜」


「ヒョン、元気そうでよかったです」


「あ、ユチョナがさ、なんとか馴染んで来たみたい(笑)」


「ユノヒョンも、活躍してるみたいです」


ジェジュン、ユノ、ユチョンが好きな弟









「おまえも、行っちゃうんだなぁ…」




「…」






丸い瞳をもっとくりくりさせて、困ったように眉が下がった


不安そうな、少し寂しそうな顔に、素直さを感じる


いつだって真面目で、大人びてて、しっかりしてるチャンミンだけど、


僕にとっては、世界でたった一人の弟だから


大事な弟だから









「ヒョン…こぼしてますよ」






ー僕のことはもっと好きな弟ー






「うはは、ごめんごめん」



「…僕がいないと、誰が注意するんですか…しっかりしてくださいよ」



「ん、チャンミンもしっかりね！」



「…ん？」



「しっかり、元気にやるんだよ！風邪とかひくなよ！」



「…子どもじゃないんだからもっと良い応援の仕方とかないんですか？」



ー 一日一日ぐんぐん育つ弟ー



「はぁ、本当にいろいろと心配です…残るのはヒョンだけだから…何かあった時に一緒に戦える人がいないじゃないですか…」


ー僕よりたくさん考える弟ー



「大丈夫だよ」


「なにが大丈夫なんですか」


「おまえがそう思ってくれてるってだけで、ヒョンは大丈夫なんだよ」


「…」


「今までだって、これからだって。僕には守りたい弟がいるんだから。その弟も僕を守ってくれてるって分かったら、もっと頑張れるんだよ」



「…何言ってるんですか」




ー心の優しい弟ー








「身体、大事にしろよ」



「…うん」





ーチェガン・チャンミンより東方神起の方を大切にする弟ー









「あ、洗い物頼みましたよ」


「はぁ？僕が作ったのに！」


「ここ、僕の家ですからね？僕が主人だ」


「ヤー！」


「(笑)」






ーだから一番かわいい弟ー






「(笑)」









おしまい




昔チャンミンの誕生日にジュンスが送ったと言われる手紙の内容をベースにしました。

たった一人の大事な弟ですから…可愛がったでしょうね(笑)
ジュンスって、ああ見えてもきっとヒョンなんだろうなぁっていうルルの勝手な妄想です。
素直すぎるし自由だし、誤解されがちなところもあるけれど、本当に細かいところまで想いやれる素敵な人だと思います。

行ってらっしゃい、チャンミン
皆が無事で、元気に過ごせますように…

だから嫌なんだ: SJ EH→←僕の弟：…

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