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HC「…別に謝ることじゃない。ただ、そっちのバラはまだ手入れされてないから棘がある」
「ああ…ありがとうございます」
HC「別に…何だ、見ない顔だな、おまえ」
…おまえ、だなんて失礼な人！
あ…その腕に抱えてるのは…猫？可愛い…
「…可愛い」
HC「あ？」
「あ、えっと…私はパール王国より参りましたAと申します…ここへは、」
HC「ああ、あんたが」
「？」
HC「なんだ、ヒボム…おまえが興味持つなんて珍しいな」
ヒボムと呼ばれたその猫は、私の方へ向き直るとこちらをじっと見る
HC「…何だよ、触りたいのか？」
「え？あ、いいんですか…？」
HC「すぐ機嫌悪くなるから優しくな」
近づいて来るその人は、身なりからして使用人じゃ無さそう…
サファイア王国の王子はたしか…全員で何人いたんだっけ…
HC「なんだ、怖いのか？ほら」
「わ！」
手を掴まれると、猫の背中あたりに乗せられる
男の人にこんなふうに手を掴まれたのは初めてだし、緊張してきた…；
っていうか、近くで見たらやっぱり凄く綺麗な顔…
HC「ふぅん、おまえのこと気に入ったみたい」
「え？」
HC「こいつ、人に興味あんまり持たないんだけどな」
あ、猫のことか…；
びっくりした…
SW「ヒチョルヒョン！探しましたよ！まったく…父上とトゥギヒョンが探していますよ」
大きな声がして振り返ると、
顔立ちのはっきりした、男性が腰に手を当てて立っていた
わぁ…この方も綺麗…まるで彫刻像みたいな目鼻立ち…
彼は私の存在に気づくとはっとして、
SW「失礼。私はサファイア王国第九王子のシウォンと申します」
丁寧な挨拶の後に、私の手をとって口付ける様は本当に絵になるというか…
「私はパール王国から来ました、Aと申します」
SW「やはり、貴方が…お噂通り、お美しい」
「そ、そんな//勿体無いお言葉です」
SW「あ！ヒチョルヒョン！早くトゥギヒョンのところへ行ってくださいね！」
HC「わかったよ、またな、A」
後ろ手に手を振る彼は、私の名を呼んで城の方へと歩いて行ってしまう
SW「失礼しました。彼は第二王子のヒチョル。普段はもっと優しいんですが…」
「いいえ、とても優しくしてくださいました」
SW「！」
「？…なにか？」
SW「…いえ(笑)」
DH「あっれー？シウォンが女の子連れてる！」
EH「おいドンへ！どこ行くんだよ！って…わ、シウォナ、誰？その可愛い女の子//！」
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ルル(プロフ) - みきさん» すっごい、長編にしたくて困ってます(笑)いろいろと他のお話も終わってないので（泣） (2018年11月19日 0時) (
レス) id: e1a79c0ead (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - 贅沢です〜！この話長編になりませんか？でもドンヘとチャンミンどっちも選べないよ〜本当に贅沢。(笑) (2018年11月18日 23時) (レス) id: cd9810eca3 (このIDを非表示/違反報告)
ルル(引っ越し先)(プロフ) - ななさん» 温かいコメント、ありがとうございますT T そう言って頂けることに感謝感謝ばっかりですT T また少しでも楽しんでいただけるよう、ゆっくりペースではありますが頑張ります！！ (2017年3月19日 23時) (レス) id: ac42bfaff2 (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - 久々のルルさんワールドに癒やされます!!毎日いろいろあって、あっという間に時間が過ぎてしまいますよね。ゆっくり無理なく復帰してくださいね♪ルルさんのお話大好きなので、気長に待ってます！ (2017年3月18日 3時) (レス) id: 13344c0cfe (このIDを非表示/違反報告)
ルル(引っ越し先)(プロフ) - にゃふ〜さん» ありがとうございます！そうですね〜なかなか難しいものですが(>_<)ゆっくり待つしか、、ですね(*T^T) (2016年10月30日 23時) (レス) id: c066e3dba0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルル
| 作成日時：2016年10月20日 0時
