バカな彼女 (ページ32)

今日:3 hit、昨日:5 hit、合計:239,784 hit

何かされた！？ DH ページ32

店に着くと、シウォンがマスターに二人の居場所を聞いてくれた

YJ「ああ、それなら奥の個室に…」

そう聞こえた所で俺は店の奥にダッシュ

KH「…ってる」

微かに聞こえたキュヒョンの声で、俺は迷わず一つの個室のドアを開けた

DH「A！！！」

彼女の姿を捉えて俺は思わず叫んで、すぐさまがっしりと抱きしめた

ぶ、無事でよかったー…

「ドンへ？」

戸惑ったようなAの声がして急いで身体を離してその顔を覗き込む

DH「A、大丈夫？キュヒョナに何かされてない？」

「ヘ？」

KH「ちょっと、なんで俺が…」

DH「キュヒョナ、おまえ…」

「ちょ、ちょっと待ってドンへ！」

俺のイライラがキュヒョンにぶつかる前に慌ててAが止めに入る

ふと見ると…

DH「何、この服」

だぼっと着せられたのは多分男物のパーカー

な、なんで！？

「え？これはその…キュヒョンが…」

DH「！！やっぱり何かされたの！？」

「は？だからなんでそうなるのよ！！」

ふと横を見ればワインボトルとグラスが二つ…

まさか酔わされて…！！？

「ドンへ、声に出てるし…」

DH「へ？」

「もう、ちゃんと説明するからちゃんと聞いて！」

DH「は、はい；！」

え、なんかAのが怒ってる？←

「疲れてたのか、酔いが回っちゃたみたい。キュヒョンが外の空気吸いに行こうって連れ出してくれたの…雨の中歩いたから服も濡れちゃって、これはキュヒョナが貸してくれたのよ…落ち着いてたら美味しいワインがあるっていうから少し一緒に飲んでたの、ごめん…突然出てって…」

じゃ、じゃあ…

「キュヒョンは何も悪くないから攻めたりしないで？」

KH「…」

DH「う、うん…」

SW「そういうことだったんだ」

「シウォナ…」

遅れて来たシウォンが俺の肩に腕を回して、Aの頭にポンと手を乗せる