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誘って ページ20

KH「え?ああ…ここ、昼間はカフェだけど夜はワインバーなんです」



先ほどヨンジュンさんと話していたカウンターの所にもワインボトルが並んでいた事を思い出す



「そうなんだ…雰囲気もいいし、素敵なお店だね!よく来るって言ってたけど…」


KH「あー…俺ワイン好きだから…よく友達と一緒に来るんです」


「ふーん、いいなぁ…私も今度から来ようかな…」



なんだかしばらくは…ジョンフンオッパのお店にはいけないような…



KH「…ヌナってワイン好きなの?」



クリクリとした瞳の彼が首を傾けて私に問いかけてくる

敬語も取れている彼はなんだか無防備で可愛らしいとさえ思える(笑)



「え?ああ、うん…でもウネは飲めないし…シウォナも忙しいから…女が一人で飲むのもなーって(笑)だから家でこっそり飲んだりしてる」



なんかもう彼氏っていう存在がいないことに改めて落ち込む←



KH「じゃあ今度から飲みたくなったら俺の事誘って」



思いがけない言葉に顔を上げると、なんだかキラキラした瞳の少年が…



「え?」


KH「こんなに近くにワイン好きがいるなんて…ヌナ、早く言ってよ」


「え、え?」


KH「ワイン、好きなら一緒に飲もう?ギュラインだとなかなか都合合わないし…ヌナなら俺とスケジュール一緒の日多いでしょ?」



ギュラ…?



「えーっと…」


KH「何?嫌なの?」


「ううん!そうじゃなくて…私とでいいのかなーって…」


KH「なんで?」



ほらだって、キュヒョンも可愛い女の子とかと飲んだ方が…



KH「今、可愛い女の子じゃなくてもいいの?とか思っただろ」


「え!?あ…だって…」


KH「そこらへんの女の子じゃワインの良さなんて分かんないよ…実は俺、さっきの店でヌナがワインの銘柄一緒に選んでくれた時にもしかしたらって思ってたんだよね」



そう言われれば一緒に選んだような…

いつもシウォナと一緒に選んでたからつい…

慣れない→←帰るという選択肢



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作者名:ルル | 作成日時:2015年8月13日 0時

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