4 MH ページ35
「ミノヤ、火!」
MH「ヌナそっち向けたらキボムに当たる(笑)」
「あ、ごめん(笑)」
KY「ちょっと(笑)」
TM「次これやろ!」
ON「えー、これは最後にとっとこうよー!」
「取り敢えずこれ!」
花火をやろう、
と言い出した彼女は
誰よりもキラキラした目で花火の順番を考えている
じっとりと暑かった気候も、今は夜風が涼しい
「ミノヤ、これ」
MH「うん、つけてあげる」
「きゃー^^」
嬉しそうにはしゃぐヌナ
僕らは、そんな風に笑うヌナが大好きなんだなぁって
皆の表情を見ながら思った
きっと自分も同じ顔をしてるんだろうなぁって
「早くー!」
MH「うん(笑)」
僕の手を引っ張って、駆け出すヌナを
大切にしたいって思うんだ
マンネの恋だって応援してあげたいけど
選ぶのはヌナだから
ヌナが誰かを選ぶ日が来るのなら
そんな日が来ても
こうして僕らとヌナが今みたいに笑い合える日であればいいなって思うんだよ
ヌナ、僕ね
あの曲を初めて聞いたときも
同じようなことを思ったんだ
痛いくらいに愛と恋しさがこもったあの曲
あの曲、僕らに聞かせるまで誰にも教えなかったんだって、あとからヌナのマネヒョンに聞いたんだ
『大事な曲があるんだけど、大事な弟たちに聞いてもらって、それから考えたい』
そう言ってくれたって
本当に嬉しかったよ
でもあんなプロポーズされちゃったら、ヌナに告白する人は相当なプレッシャーだろうね(笑)
MH「ちょ!ヌナ(笑)!こっち向けたらまじで危ない(笑)!!」
「あはは^^(笑)」
はしゃいではしゃいで
僕らの夏が終わってく
最後の線香花火
その小さな光を見つめながら
「幸せ」
小さな声でヌナが言った
少し水分の多いその声に
ヌナの方を見ることはなく、皆で最後の火が落ちるまでぼんやりとそれを眺めた
じんわりと、温かいそれを
MH「ヌナ、幸せなら僕と付き合う(笑)?」
「///!?」
TM「それはない…え、何ヌナ照れてるの!?」
「な//!!照れてないもん!」
MH「(笑)」
テミナも、ヒョンも、
もしも万が一ヌナが僕を選んだとしても文句は無しだよ(笑)
秋も冬も…来年の夏も、ずっとずっとこの先
僕らがこうして幸せな日を過ごせたらいいな
そんなことを思う一日が
僕らの夏の大事な思い出になった
KY「ない」
ON「ないよ」
MH「ひどくない?」←
TM「ないものはない!」
「^^」
僕らの夏休み part.2 おしまい
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ルル(プロフ) - ともさん» あんにょんです〜そうなのです…策士ばかりなので突然勘付いたドンへあたりがあわあわするのです(笑) (2019年7月30日 1時) (レス) id: 21cc9d3544 (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - ルルさん、あんにょんです!なるほど!?確かにお兄ちゃんたちをよく見て上手く隠せてるのかなぁ?策士ばかりですね。笑 (2019年7月30日 0時) (レス) id: 8360f041ee (このIDを非表示/違反報告)
ルル(プロフ) - みきさん» 珍しくこんなセフンくんにしてみました!抱きしめるたびにときめきが止まらないセフンくんなのです^^ (2019年7月30日 0時) (レス) id: 21cc9d3544 (このIDを非表示/違反報告)
ルル(プロフ) - ともさん» 珍しく大人セフン書いてみました!書きながら大丈夫かなと不安でしたが…^^実はマンネたちのほうが隠すのがうまかったりするのです(笑) (2019年7月30日 0時) (レス) id: 21cc9d3544 (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - きゃー!セフナー!!!ヒョンたちに知られたら怒られそう;大きなセフナが抱きしめたらヌナはすっぽり収まっちゃうんでしょうね。かわい〜! (2019年7月29日 22時) (レス) id: cd9810eca3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ルル | 作成日時:2018年5月27日 11時