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初対面 ページ9

-EH-


「ね、本当に?」


「ウニョギヒョン、ここまで来ておいて今更何?キュヒョナどう?連絡つきそう?」


「電話出ないな…あ、ちなみにヒョンはウニョクって名前出さないようにね。多分ドンヘヒョン、あの子の前では本名で話してるから」


「僕も気をつけなきゃ…で、ヒョンは?マル?マルヒョンって呼べばいいわけ?」



可愛らしい店の前、はしゃいでいるうちのマンネ二人

リョウクの「わくわくしてきた」発言から、何も言わずとも通じ合ったように二人が出掛ける準備をし始めた時は驚いた

「ヒョン、一緒に行かないの?」とキョトン顔まで;

心配だ、とついてきた俺だけど、

ドンヘが気にかけているその子に興味がないわけじゃない


「電話出ないですね…」


「暑い…ドンヘヒョンも出ないよ…CLOSEってかかってるし二人で出かけたのかな?」


「ん?…あそこにいるかも」



キュヒョンが中を覗いてすぐ、突然に扉が開いたので心の準備もできなくて肩が上がる



「ごめんなさい、今日お店お休みで…」



中から出てきたのは、小柄な女の子

ラフな格好にエプロンを着ている

キュヒョンを見たあとに俺とリョウクに気づいて、丸い目でこちらを見て、

「あ…えっと…こんにちは?」と声をかけてくれた

俺も返そうと思ったところで不機嫌な声が飛んできた



「ヤー!なんでキュヒョナが来るんだよ!…え!?なんで二人も!?」


「こんにちは、はじめまして!リョウクです、ヒョンやキュヒョンがお世話になってると聞いて僕も来てみたくて…」


「え、そんなそんな…私のほうが…あ、暑いので中へどうぞ」



流石リョウク、先に彼女の許可をとってしまえばドンヘが何も言えなくなるだろうと瞬時に判断したんだな;

口をへの字にしたドンヘが最後に入ってきた俺の肩をばしっと叩いた



.



.



甘い香りのする店内で通された、カウンター席

二人が何かを作っていたらしいのがここからよく見える



「キュヒョンさんはアイスコーヒー?お二人は…?」


「いいよ、A」と怒っているドンヘを無視してリョウクもコーヒーをお願いしていて、「ヒョンは?」と俺に聞いてきた



「あ…俺何か甘いのとか……あ!アイスチョコ…!」



絶対美味しいじゃん

チョコレートのお店のアイスチョコ…!

って思ってついリクエストしたら、

くすくすと笑った彼女が「なんだかプレッシャーです」って言って準備しに行った



隣に立っていたドンヘがまた俺の肩を叩いた

心地良い休日→←悪くない提案



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ルル(プロフ) - ららさん» コメントありがとうございます!何度も読んで頂きありがとうございます、いつもお待たせしてすみません…引き続き楽しんで頂けるよう頑張ります! (1月25日 8時) (レス) id: 9ec4afd1ba (このIDを非表示/違反報告)
らら(プロフ) - 更新楽しみにしていました。大好きなお話で何度も読み返して待っていたので嬉しいです。これからも応援しています(՞ ܸ.‪ˬ.ܸ՞)” (1月25日 6時) (レス) @page16 id: 332aac4396 (このIDを非表示/違反報告)
ルル(プロフ) - 夏海さん» コメントありがとうございます、私も書いてて好きなお話なので嬉しいです!ゆっくり更新ですが引き続き楽しんでもらえたら嬉しいです! (1月23日 23時) (レス) id: 9ec4afd1ba (このIDを非表示/違反報告)
夏海(プロフ) - 更新ありがとうございます!このお話がとても好きで次のお話を待っていたのでとても嬉しいです(*^^*) (1月23日 23時) (レス) id: 774860b99b (このIDを非表示/違反報告)
ルル(プロフ) - ちぇりーさん» コメントありがとうございますTT待っていただけて楽しんで頂けて感謝感謝ですTT (11月19日 23時) (レス) id: 9ec4afd1ba (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ルル | 作成日時:2022年6月10日 13時

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