兄か姉か ページ36
『…あっれー？
火拳くんどうしたの？
なんか弱くない？』
現在火拳と手合わせ中
「うっせぇ！！
お前戦闘出来ないんじゃねーのかよ！」
現在私が優勢
『いやー、なんか知んないけど身体めっちゃ動く』
というか、私の身体でもある蝶を傷つけられない様子の火拳
そんなの私が勝つに決まってるだろ
『別にいいから、思いっきり来なって
心臓の1個や2個なら差し出すよ？』
「ばっか、心臓は2個もねーんだよ！
お前みたいな妹を持つと兄として心配だ…」
ピクンと耳が動く
妹…？
『あれ…火拳って私より年下じゃないの？』
少し顔をしかめる火拳
「なわけねーだろ、誰がどっから見ても俺が兄だ！！」
いやそうじゃなくて…
『今、何歳？』
「18だ」
…
「何黙ってんだよ
お前の方が年下って事実に泣いたのか？」
『わたしも…』
「ん？」
『わたしも18…』
またも空白の時間
その空気を切ったのは火拳
「よし、どっちが年上か決めようぜ」
『手加減はしないでよ』
待て、と止める奴は誰一人居ない
そして甲板の上で第2ラウンドを開始した末っ子2人は、手すりや床などの一部損害の罪でマルコに怒られる運命を辿っていた
「こうなりゃ誕生日で決めようぜ」
『それは卑怯だろ』
「なんでだ？」
『いや火拳の誕生日って…』
「俺が兄だな」
ドヤ顔をされてイラついたAに殴られるまであと数秒
そして闘いになるまであと数十秒
それを聞きつけたマルコに叱られるのはあと数十分
「ほんと末っ子は手がかかるよい…」
マルコの思いが届くのはあと何年後か知るものは誰もいない
┈┈┈┈┈┈┈┈
「てか、なんでおれの誕生日知ってんだ？」
『えっ、風の便り…とか？』
「ふーん、そうか」
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
どうもお世話になっています作者です
細々とした更新でほんとすみません…
現在本格的な受験期で携帯を開く時間があまり無いのと、ロー落ちの作品を少し書き出しているのが主な理由です
ロー落ちの作品はこちらが頂上決戦終了後に掛け持ちでさせて頂く予定ですので、もし宜しければ気休め程度で閲覧して頂ければと思っております
これからも【蝶の羽根には毒がある】をよろしくお願いします
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 209人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ONEPIECE」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
柊(プロフ) - 小説読みました！！！ 面白かったです！更新頑張ってください！！ (2019年9月11日 19時) (
レス) id: 9cb1ed3aee (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - 面白いです！！更新楽しみにしています！頑張ってくださ〜い！ (2018年9月18日 1時) (レス) id: 671a807c78 (このIDを非表示/違反報告)
いさ - エースめちゃかっこいいです！！！そして小説面白いです！そしてそして続きがすごく気になります！がんばってください！ (2018年9月13日 22時) (レス) id: f49f96fb1c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：柚味のたこ焼き | 作成日時：2018年9月8日 4時
