覚悟ーＣＭ ページ2
俺は覚悟を決めた。思い合っている二人が元に戻るのを手伝おうと。
二人で宿舎の裏で花火をした日。
やっぱり抱きしめたい衝動にかられる。
Aのマンションの下でバイバイのハグをした。
「あっ。」
痛かったか？思わず強く抱きしめすぎたか？
ＣＭ「まさか・・・。」
Aがお腹をかばったように思えた。
「キュヒョンには絶対に言わないで。」
そう言えば自分で持ってきたのにビールを飲んでなかった。
ずっと体調が悪そうだった。
なんでもっと早く気付いてやれなかったんだ。
ＣＭ「まさか一人で産む気じゃないよな？」
「赤ちゃんを理由にしたくない。キュヒョンを困らせたくない。」
俺が何度説得しても譲らない。
俺にも気持ちの整理をする時間が必要だ。
衝撃が強すぎてどうしていいのか・・・。
宿舎に戻るとヒョンが待ち構えていた。
ＹＨ「なぁ。Aちゃんとはどういう関係になってるの？」
ＣＭ「今考え事してるんです。ちょっと黙ってて下さい。」
ヒョンは何も悪くないけど、やり場のない気持ちで体中が埋め尽くされた。
もうどうしようも出来ないのか・・・。
諦め悪いな俺。
自分でも分かってる。
Aが思ってるのは俺じゃなくあいつで必要なのもあいつだって。
だけど・・・。
あいつの覚悟が無い限り俺はたやすくAを諦められない。
あいつがAとやり直すつもりがないなら・・・。
その時こそほんとに俺の出番だな。
そう言い聞かせてキュヒョンへ連絡した。
ＣＭ「今度、お前ソロコンするよな？俺ゲストで出てもいい？」
ＫＨ「いいけど。急に何？」
ＣＭ「お前の為に出るんだよ。」
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作者名：るんるん | 作成日時：2018年2月15日 8時
