悪計ツインズ ページ15
リドルと別れ中庭に戻るとジェイドとフロイドがティーセットの用意をしていた
フ「あ！アンティちゃん！！
もぉ、戻ってくるの来るの遅〜い…アハッ」
ジェ「こんにちは、Aさん」
2人とは度々お茶をする仲なので、特別驚くことも無い
きっとテーブルの上に広げられていたティーポットが私のであることに気付いたのだろう
『お待たせしてしまい申し訳ありません
知り合いが怪我をしたと聞いたので…』
2人に腕を捕まれ(半強制的に)座らされ、用意された紅茶を飲みながら先程までの経緯を話した
ジェ「随分と物騒なことが起きているんですね…」
フ「えぇ〜、俺こわぁーい」
口ではなんとでも言えるとはこの事だ
犯人の目星は既に着いているし、きっと…
『アズールもサバナクロー寮との契約で忙しいのでしょう？
あなた方はここでお茶をしていてよろしいのですか？』
フ・ジェ「「！？」」
オクタヴィネル寮が関わっているんだろうね
フ「アハッ、さすがアンティちゃん♪」
ジェ「フフッ…本当にハーツラビュル寮には勿体ない人材ですね
それでどうするんですか？
寮生に手を出した僕達と敵対する…なんてことはないですよね？」
いやはや…海のギャングは恐ろしい
本当に学生なのかと疑いたくなるほどの威圧感
ちらっと2人の背後に目をやると、校舎の柱に隠れるようにこちらの様子を伺うリドルたちが見えた
まぁ、全く隠れてられてはないけどね
『もちろん敵対なんてしませんよ
今回"私"は手を出さないと決めていますので…』
私の視線の先にいるリドルたちに気付いたフロイドは
新しいおもちゃを見つけた子供のように駆け出した
フ「あぁ〜！金魚ちゃんだ〜！！」
リ「うっ、見つかった…」
『おやまぁ、フロイドに見つかってしまったようですね』
フロイドは気分屋過ぎるのが玉に瑕だが、無邪気なところはとても好感を持てる
ジェ「おやおや、僕を置いていくなんて酷いですね…」
なんて言いながらもフロイドを一向に追う気配のないジェイド
相変わらず腕をきつく掴まれている
何がしたいのか分からず首を傾げると、ふと耳元にジェイドが口を寄せ一言囁くとフロイドの元へ歩いていった
『ゆっくり紅茶を楽しみたかっただけなんですがね…』
残った紅茶を片付けて鏡舎まで歩き出した
「また今度"ゆっくり"とお話しましょうね…」
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白(プロフ) - あくもんさん» 感想ありがとうございます！返信遅くなってしまいすみません…🙇♂️そう言って頂けると本当嬉しくってとても励みになります！！あくもんさんにもっと好きになっていただけるよう頑張って夢を膨らませていこう思います！笑 (2022年4月5日 21時) (
レス) id: f203a5e0bf (このIDを非表示/違反報告)
あくもん(プロフ) - めっちゃ好きです。ほんともう、結婚してほしいです((すみません…これからも御身体には気をつけて頑張ってください！！！応援してます！ (2022年3月29日 15時) (レス) @page6 id: cfb31e7c1d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白 | 作成日時：2022年3月9日 18時
