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とりあえず、カタルシスについて熱く語るケイト先輩をエーデュースに押し付けて、アズール先輩とお話する。
ア「まさか貴女があのカタルシスさんだったとは」
『“あの”って、アズール先輩さっき知ったばかりじゃないですか…あと、声はもう少し抑えてください』
ア「おや、これは失礼しました」
あぁ、なんでよりによってこの人にバレちゃうかな。
今のところは味方だと思いたい。こういう人は味方にいると強いから。
『このことはどうか…』
ア「ええ、もちろん秘密にしておきますよ。貴女はうちの売り上げにも貢献してくれましたからね」
良かった！
あの時、写真の依頼受けといて良かった！
ア「とりあえず、貴女の正体については解決ということで。ケイトさんのことですが…」
私は口の中をドリンクで潤しながら、アズール先輩の話に耳を傾ける。
ア「貴女のファンなんでしょう？フォロワーなのでは？今まで気づかなかったんですか？」
『いや、少し冷たいかもしれませんが、フォロワー1人1人いちいち見ませんよ。コメントとか、よく反応してくれる人は認知したりしますけど』
ア「確かに、そろそろフォロワー2万に到達しそうですしねぇ」
嫌味ったらしい笑みに軽くイラッとくる。
私はポケットからスマホを取り出し、ケイト先輩からは見えない位置でマジカメを開く。
ケイト先輩が言っていた、2ヶ月程前の投稿からコメント欄にサッと目を通す。
この頃から、よくコメントしてた人は…
私は必死になって目を動かした。
そこで、1人の人物に目が止まった。
…Cater_Dia
この人、ちょうど2ヶ月前からいる。
『もしかして…』
他の投稿のコメント欄を開くと、やっぱりここにもいた。
Cater_Diaをタップし、プロフィール画面を開く。
ユーザー名は…
『…いた。ケイト・ダイヤモンド』
投稿されている写真には、私の知っているケイト先輩と学園の生徒が沢山写っていた。中にはエーデュースの姿もある。
ア「あ、見つけました？」
『はい、見つけちゃいました』
ア「良かったですね」
フォロワーさんに出会ったこと今までなかったから、嬉しいっちゃ嬉しいけど。
まさかこんな近くにいるとは思わないじゃん？
私のフォロワーって、ホントに実在したんだ。
それも先輩な。
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ありす - ケイト推しなんですが！とてもいい作品で今まで見てきた作品の中で1番ケイトがケイトしていて凄かったです！ケイトの少し内気？なところとか書かれていて作者様はすごくこの作品に力を入れられたんだなと思いました！これからも頑張ってください！！!!!! (2021年11月26日 22時) (
レス) @page47 id: 189a76a90f (このIDを非表示/違反報告)
何処にでもいるただの馬鹿(プロフ) - コメント失礼します。このような神作品を読めてめちゃ嬉しいです(●´▽`●)オープンチャットに入らさせていただきます<(_ _)> (2021年7月7日 22時) (レス) id: ec2dc24a29 (このIDを非表示/違反報告)
匿名 - オワー？！！！久しぶりにこんな素敵な作品に出会いました〜；ありがとうございます；； (2021年6月25日 21時) (レス) id: 01d4ee8d39 (このIDを非表示/違反報告)
シャーペンの芯(プロフ) - 今更ですが、全て読ませていただきました…！すごく素敵な作品に、心が浄化されました(笑)こんな神作品を紡いでくださり、本当にありがとうございました。 (2021年3月14日 22時) (レス) id: 4eed4f74a9 (このIDを非表示/違反報告)
ST80879379(プロフ) - 続きがめっちゃ気になります (2020年10月29日 23時) (レス) id: 0af497960d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：銃狐 | 作成日時：2020年8月4日 0時
