＊１１６話 記憶 ページ26
貴「いっ…しょ…？」
レ「はい！一緒です！」
ミ「だって仲間だもの」
ル「あたしたちみんな」
マ「ず〜っと一緒よ」
その瞬間、我の頭に、知らない記憶が次々と流れ込んできた
―ここはどこで…私は…
―A…いい名前じゃない
―Aちゃん、友達になろう！
―よければあたしとも、友達になってくれませんか？
―Aさん、さん付けじゃなくなってきましたね！嬉しいです！
―私も…Aと一緒なら、どんな壁も乗り越えていける気がするわ
―A、ありがとうマフ！
―私、プリキュアじゃないし…みんなの迷惑にならないかなって思って…
―プリキュアじゃなくても、Aは私達の大切な友達で、大切な仲間、でしょ？
―むしろ家族みたいなものじゃないですか？
―ここにはAのことを迷惑だなんて思う人はいないわ
―Aなら、大丈夫ココ
―Aは私達の大切な仲間よ！使えなくなんかないわ！
―大丈夫！あなたは一人なんかじゃないわ…！
―そうだよ…！私達が、ずっと傍にいるから！
―私達が、一人になんかさせません！
―大丈夫、みんなAちゃんのこと、大好きだもん！
貴「・・・あ…」
乾ききった私の口からようやく、それだけがこぼれる
そうだ…この記憶は…知らない記憶なんかじゃない…
この…記憶は…
私の、大切な…
貴「っ！―――さん…」
ア「・・・え…？」
貴「・・・かれんさん…みんな…」
５『！？』
みんなが表情を困惑の一色に染めるのとほぼ同時に、私の髪を結んでいた髪ゴムが切れた
切れたゴムは重力に逆らうことなく、地面に落ちていく
そして…地面に落ちた瞬間、その衝撃で髪ゴムの真ん中についていた黒い宝石が、パリンという音と共に砕け散った
それに反応するように、私の髪や目の色ももとに戻っていく
貴「ごめん…ごめんなさい…」
マ「A…？」
ド「ほんとに…Aちゃんだ…」
レ「やっぱり…」
ル「うそ…」
ミ「やっと、見つけたわ」
私…なんてみんなに酷いことを…
貴「私…私…」
マ「良かった…」
貴「！？」
マフィンには後ろから抱きしめられ、かれんさんには抱きしめる力を強くされた
何も良くない…だって私は…
カ「ばかばかしい」
貴「！」
今まで(何故かは知らないけど)黙って私達の様子を見ていたカワリーノさんが声を発する
カ「仲間なんて、ただのきれいごとでしかないんですよ。所詮、いつかは終わるごっこ遊びでしかないんです」
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桜月 - ありがとうございます！楽しんでいただけているなんて、すごく嬉しいです！学校…あぁ…夏休みの宿題がぁ…。こほん！私も5にみんなに元気をもらってます(笑)本当にありがとうございます！これからも頑張ります！ (2019年7月26日 8時) (
レス) id: bf4928b3fa (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - 桜月さん初めまして！毎回楽しく見ています！5のみんなからいつも勇気や元気をもらいます！これからも頑張ってください！自分もこの小説見て学校頑張ります！！ (2019年7月25日 6時) (レス) id: 30d442498d (このIDを非表示/違反報告)
桜月 - アリサさん» 嬉しいです…！ありがとうございます！これからも頑張ります！本当にありがとうございます！どれだけありがとうございますって言っても足りないくらい嬉しいです！(笑) (2019年7月1日 21時) (レス) id: bf4928b3fa (このIDを非表示/違反報告)
アリサ - 凄く凄く面白いです！元気を貰ってます！更新大変だと思いますが頑張ってください！ (2019年6月30日 22時) (レス) id: 79d6df86c0 (このIDを非表示/違反報告)
桜月 - まなさん» のぞみも可愛いですよね(笑）のぞみママの看病の回では、頑張るのぞみにめちゃくちゃ癒されました（´∀｀*）応援ありがとうございます！すごく嬉しいです。 (2019年6月24日 21時) (レス) id: bf4928b3fa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜月 | 作成日時：2019年6月15日 23時
