＊１１４話 友達になろう ページ24
ド「だめ―――――っ！！！」
貴「っ！？」
大声と共に我の体は自分の意思とは違う動きをした
キュアドリームが間に飛び込んできて我を助けたからだ
その勢いで我とドリームは二人一緒に地面を転がる
そして…偶然か意図的にか…ドリームが上からのぞき込んでくる形になった
状況が理解できず、これ…何も知らない人から見たら押し倒されてるように見えてるんだろうなぁ…などと関係ないことまで考えてしまったのは仕方のないことだ、うん
貴「」
ド「だめだよ！生きること、諦めちゃだめだよ！！」
ドリームは泣きそうな顔で訴えかけてくる
なぜ…関係ない…敵の、我のことで泣いているんだ
貴「・・・お前には…関係ないことだろう。むしろ我がいなくなったら敵が一人減って楽になるかもしれないんだぞ。なぜ…我を助けた…。我が…お前たちの仲間に似ていたからか？」
ド「ううん、違うよ。・・・それもちょっとはあるかもしれないけど…」
そこは違うと言いきれよ
ド「でもね…何より私、あなたが優しい人だって知ってるから」
貴「・・・は？」
優しい？
我が？
寝ぼけてるんじゃないか…？
ド「自分では気づいてないかもしれないけど、あなたはすごく優しいよ。さっきココ達のことだって助けてくれたし、遊園地では子供たちを守るの、手伝ってくれたじゃない」
貴「後始末が大変だと思ったから…それだけのことだ。・・・仲間でもない奴を助けるなんて、そんなバカなことを我がするわけないだろ」
優しくなんかない
ド「それに」
貴「我の話にも聞く耳を持て」
ド「あなたと、友達に、仲間になりたいから」
・・・はい？
ド「ねぇチェーニ、私と友達になろう！」ニコッ
貴「っ！」
―Aちゃん、私と友達になろう！
初めて言われたはずの言葉…
初めて…のはずなのに、なぜかとてもなつかしくて…
我は友達なんて要らない、仲間なんて望んでいないはずなのに…心が温かくなって…
でも、胸が締め付けられるように苦しくて…
ド「え、ちょ、大丈夫！？そんなに私と友達いや！？泣くよ！？」
貴「！」
気づけば頬に涙が伝っていた
貴「ちがっ…！これは…その…」
ド「良かったぁ」
ドリームは明らかにほっとした笑顔を浮かべる
貴「・・・なぜ…我とそんなに…友達になりたいんだ…？」
ド「なぜって…言われても…。友達になりたいから、としか言えないよ」
意味が分からない
ド「誰かと友達になりたいのに、理由なんて要らないでしょ？」
貴「」
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桜月 - ありがとうございます！楽しんでいただけているなんて、すごく嬉しいです！学校…あぁ…夏休みの宿題がぁ…。こほん！私も5にみんなに元気をもらってます(笑)本当にありがとうございます！これからも頑張ります！ (2019年7月26日 8時) (
レス) id: bf4928b3fa (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - 桜月さん初めまして！毎回楽しく見ています！5のみんなからいつも勇気や元気をもらいます！これからも頑張ってください！自分もこの小説見て学校頑張ります！！ (2019年7月25日 6時) (レス) id: 30d442498d (このIDを非表示/違反報告)
桜月 - アリサさん» 嬉しいです…！ありがとうございます！これからも頑張ります！本当にありがとうございます！どれだけありがとうございますって言っても足りないくらい嬉しいです！(笑) (2019年7月1日 21時) (レス) id: bf4928b3fa (このIDを非表示/違反報告)
アリサ - 凄く凄く面白いです！元気を貰ってます！更新大変だと思いますが頑張ってください！ (2019年6月30日 22時) (レス) id: 79d6df86c0 (このIDを非表示/違反報告)
桜月 - まなさん» のぞみも可愛いですよね(笑）のぞみママの看病の回では、頑張るのぞみにめちゃくちゃ癒されました（´∀｀*）応援ありがとうございます！すごく嬉しいです。 (2019年6月24日 21時) (レス) id: bf4928b3fa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜月 | 作成日時：2019年6月15日 23時
