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ミ｢はぁ…はぁ…っ
Aちゃん、優ちゃん…起きてよ…｣
両腕に1人ずつ抱え走るミカエラはさっきの戦闘で負傷した怪我が治らず、血に飢えていた
ミ｢…逃げなきゃ…
人間から…、吸血鬼から……
ぐっ……｣
息を荒くするミカエラは血が足りずにそのまま地面に倒れ込む
ミ｢だ…めだ…血が…足りない……
人間に…斬ら…れ、過ぎたんだ…
ゆ…優ちゃん、A…っちゃん…もう、起きてよ…
生きてるうちに…どうしても教えなきゃいけないことが…
あるんだ……｣
そう言ったミカエラは2人を1人ずつ近くのスーパーの中に運んでいく
ようやく2人をスーパーの中へ連れて入るとミカエラは今にも理性が飛びそうになる
ミ｢…起きてよ…Aちゃん、……優ちゃん
起きろ……起きてくれっ！！！！｣
起きてくれといい目を覚まさない優一郎の肩を掴み揺さぶる
ミ｢…じゃないと、僕は…このまま…血が足りなくて…｣
ｶﾂﾝｯ
理性が飛びかけているミカエラの背後から何かを踏んだような音が聞こえ、振り向くとそこには子供がこちらを怯えながら見ている
｢…ひっ｣
ミ｢血…血さえ吸えば…
2人が起きるのを…待てる、、｣
目が合ったミカエラは子供の方へと近づいていく
｢…う、うわああ！！！｣
背を向け逃げようとする子供の首を掴み押し倒す
ミ｢……血｣
｢い、嫌だ！！｣
ミカエラとその子供の光景を見ていた仲間たち
｢みんな助けてくれ！！死にたくない！！
こんなところで死にたくない！！｣
｢あいつはもうだめだ！！逃げろ！！｣
｢待って！！みんな待ってよ！！｣
ミ｢人間の血さえ飲めば…
僕も完全な吸血鬼に…｣
牙をむきだしにするミカエラに子供は叫ぶ
｢う…ば、バケモノ…っ｣
子供の言葉に理性を少し取り戻したミカエラは掴んでいた首を離す
すると子供は少しずつ後ろに下がりミカエラから逃げる
ミ｢…だめだ、ごめんAちゃんっ…
僕は…吸血鬼に…なりたく…ない…
…苦しい…せっかく2人を取り戻したのに…何やってるんだ…｣
(きっと、吸血鬼になってしまえばAちゃんに嫌われてしまう…
僕は…そんなのは嫌だっ…)
Aの頬を撫でながらそう考えるミカエラは理性が飛んでしまい2人を襲わないように少し離れた場所に移動する
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みぞれ(プロフ) - 柊さんの小説にハマってしまってご愛読させてもらってます！ミカと夢主の関係がとっても大好きです！質問なんですが優一郎の成り代わりの小説でiDを書かないと見れない状態ですがiDを教えていただけませんでしょうか？ (8月2日 19時) (
レス) id: 9b3205f0ca (このIDを非表示/違反報告)
柊 月(プロフ) - まとめてのお返事になりますが、コメントありがとうございます。お話が好きだと言ってくれてとても嬉しいです。自分なりに時間を見つけゆっくりと更新出来たらなと思ってますのでどうかこれからもよろしくお願いします✨ (2022年10月22日 10時) (レス) @page50 id: 7c279692c1 (このIDを非表示/違反報告)
うみうみ - この作品めっちゃ好きです！応援しております！！ (2022年7月12日 3時) (レス) @page45 id: 615b42b25b (このIDを非表示/違反報告)
◎SaE(プロフ) - 応援してます (2022年5月19日 18時) (レス) @page42 id: 522d62b950 (このIDを非表示/違反報告)
雫(プロフ) - 私、最近終わりのセラフを知ったのですが、凄く気に入りました‼️特に夢主さんとシノアさんが大好きです!!!このお話もとても楽しませてもらっています。ゆっくりで無理せず更新頑張っていただけると嬉しいです!!!応援しています✨ (2022年4月30日 21時) (レス) id: 19510e3ea2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柊 月 | 作成日時：2021年10月4日 0時
