ずっと… 【終わりのセラフ】3

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クローリー達が作戦を練っている中、もちろんグレン達も作戦を練り話し合う


グ｢こっちの作戦はこうだ


クローリー･ユースフォードへの攻撃は一瀬グレン隊だけでやる、鳴海隊、シノア隊はその隙に人質を解放しろ｣


優｢でも…お前らだけで大丈夫なのかよ？｣


グ｢…そうだなぁAまだ戦えるか？｣


『…うん、いけるよ』


出血している腕を後ろに隠し答える


グ｢まあ基本逃げながら戦う
五分で出来るだけ人質を解放しろ、だが五分過ぎたら撤退だ
北へ逃げろ、名古屋空港が集合場所だ｣


『…集合場所へ着いたらその先の任務はなに？』


グ｢着いたらそこに指令書がある、指令書の通りに行動しろ

よし、じゃあさっさとやるぞ作戦開始だ

敵は？｣



未だにスコープを覗き監視している深夜に問う


深｢動かないね〜、多分僕らが来るのを待ってる｣


十｢で…こっちから攻撃を仕掛けるんですか？｣


グ｢五士の幻覚で200人くらいで攻めてるように見せかけたい、できるよな？｣


有無を言わせないグレンに五士は困る


五｢簡単に言ってくれるなあ…敵に近づかないと無理だよ｣


グ｢じゃあ近づけよ｣


深｢はは、これは五士死んだね｣


五｢ちょっおまえらさ〜｣


冗談を言い合うグレン達とは別に鳴海とシノアが作戦を練る


鳴｢うちらも両チームで連携してやる？｣


その問いにシノアは顎に手を置き考える


シ｢…いえ五分でできるだけ解放なら……｣


鳴｢わかれた方がいいね、じゃあお互い勝手にやろう

よーしみんな集まってくれ｣


そう言い鳴海は自分の隊の元に歩き出すが振り返りシノア隊を見る


鳴｢あ…そうだ何度も言うけどガキんちょども、こんなところで死ぬなよ生きて集合場所で会おう｣


その言葉にシノア隊は口角を上げ鳴海隊を見る


優｢おまえらもな｣



鳴｢私たちが死ぬわけないだろ、誰が隊長だと思ってるんだ


よし行くぞ！！仲間を救出する！！｣


｢｢おう！！｣｣


シ｢私たちもいきましょう！準備はいいですか？｣


『優ちゃん！！無理しないでね』


タイミングを見失っていたAは優一郎の名前を叫ぶ


『もちろん、シノアも三葉も君月も与一も、絶対無理しないで…？』


優｢大丈夫だ！Aこそ無理するなよ｣


Aの頭をポンポンと軽く撫でると


優｢いつでもいけるぞ！グレン！｣



グ｢始めろ！！仲間を救出し今から五分で撤退だ！！｣





グレンの指示に全員が作戦を開始する

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