じゅうろく ページ17
うらたさんの家に着いた私はインターホンを鳴らした。
するとすぐに玄関が開き、私服姿のうらたさんが出てきた。
緑色のパーカーに黒いズボンとシンプルな格好だがどこかかっこよく感じた。
…て、この前私が借りたパーカー…!
な、なんか恥ずかしい。
というかさっきからうらたさんが黙り込んでる…
「あ、あの…うらたさん?」
う「ぁ…ごめん、ちょっとぼーっとしてた。入って?」
「お邪魔します…」
私はサンダルを脱いで家に上がりんだ。
その瞬間うらたさんに腕を掴まれ、私はビクッと肩を震わせた。
「ど、どうしました…?」
う「ごめん、なんでもないよ」
「も、もー…ドキってしちゃったじゃないですか!」
う「あはは、ごめんね」
それから私とうらたさんはリビングに行って今は2人でのんびり中だ。
家デートとは言っても特にすることはなく…
何かしたいなぁと考えているとうらたさんが私に少し近づき
う「あの…さ、キス…したいんだけど…だめ?」
と願ってきた。
私はゆっくり顔が熱くなっていくのがわかった。
「い、いいいいいですよ」
う「ほんと?じゃあ…」
咄嗟に目をつぶると唇に柔らかいものが当たった。
それと同時に ちゅっ といやらしい音が聞こえた。
う「…ふふ、顔真っ赤〜」
誰のせいだと思ってるんだ…
うらたさんの唇凄い柔らかかったな…
う「ねね、もっとしてい?」
その時のうらたさんはいつもの優しい感じではなく、狼みたいな感じだった。
う「まぁ、拒否権ないけどね」
するとまたキスをしてきた。
それは1回だけではなく何度も。
柔らかい唇が何度も当たる。
う「舌」
私は舌を出した。
うらたさんの舌と私の舌が絡み合う。
その度リビングにはいやらしい音が鳴り響く。
たまに下唇を甘噛みしてくるうらたさん。
ゾクッとするこの感覚がたまらない。
私の後頭部と腰辺りに手を置いていて、ぐっと寄せられるとうらたさんの舌が私の奥に入ってくる。
うらたさんは何度も角度を変えては舌を突っ込んでくる。涙を流しながらも感じてる私は変態なのかもしれない。流石に息がそろそろ限界になってきた。
「うらたさ…くるし、い」
そう言うとうらたさんはゆっくり離れてくれた。
その時私の舌とうらたさんの舌を繋ぐ白い糸が見えた。
なんか…いけないことしてる気分になる…
あれ、これっていけないこと…?
う「はあっ…ははっ、ごめんね」
そう言いながらうらたさんは私の頭をそっと優しく撫でてきた。
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夢月 - うらたんかわいいです!それにかっこいい!!裏表のあるうらたんいいですね〜!!続き楽しみに待ってます! (2018年10月2日 1時) (レス) id: 3341f5a27c (このIDを非表示/違反報告)
死神 - (。∀°)すご〜い ←ありがとう→ (2018年9月21日 0時) (レス) id: 56c6f4a6d8 (このIDを非表示/違反報告)
ぽっちゃり娘 - うらたさんめちゃかわいいくて反則すぎ...!続きめちゃくちゃ気になる!!更新楽しみにしてます! (2018年9月3日 20時) (レス) id: d40d15ff7a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひーらぎ | 作成日時:2018年8月31日 2時