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じゅうご ページ16

アラーム音が部屋に鳴り響き私は目を覚ました。

「ん〜………は!」

勢いよく起き上がり時間を確認する。
スマホには 8時9分 と表示されていた。

…8時ぴったりに起きようとしたのに…まぁいっか。

私は出かける支度をして軽い朝食を食べた。

…このパン美味しいな〜また買ってもらお。

そんなことを思っているとスマホの通知音が鳴った。
それはうらたさんからのLINEだった。

う「おはよ」

と一言だけ。
私は少し悶えた後

「おはようございます」

と返信するとすぐに既読がついた。
私はパンを食べ終わり玄関に向かい靴を履いた。
スマホをちらりと確認するとうらたさんからまたLINEが来ていた。

う「もう来る?」

「今から向かいます!」

う「ん」

スマホをしまい、私はうらたさんの家に向かった。



ーうらた視点ー
…最悪だ。
よりによってなんで今日こんな寝癖つくんだ…
右も左も…何やってもなかなかなおらない…
さっきよりはまだ少しマシになったけど…
恥ずかしいな…
あ、そろそろ来るのかな。

玄関のチャイムが家に鳴り響き、俺は急いで玄関に向かった。
玄関を開けると可愛らしい姿をしたAが立っていた。
白いワンピースを着たAは大人っぽくて、でもどこか可愛らしげがある。
よく見ると左腕に緑色のブレスレットを付けていた。

この前緑好きって言ったから…かな。

そんなことを思いながら見惚れているとAが不安そうに俺の名前を呼んだ。

「あ、あの…うらたさん?」

う「ぁ…ごめん、ちょっとぼーっとしてた。入って?」

「お邪魔します…」

玄関の鍵を閉め、サンダルを脱いで俺の家に上がり込む彼女の後ろ姿を見ていた俺は何故か彼女の腕を掴んでいた。

「どっ、どうしました…?」

なにやってんだ、俺…まだ…早いだろ…っ

う「ごめん、なんでもないよ」

軽い嘘をついて俺は誤魔化した。

「も、もー…ドキってしちゃったじゃないですか!」

う「あはは、ごめんね」

こんなことで君はドキってしちゃうんだ。
掴んだだけなのに、可愛い。
後でこれ以上のことされるのに。
早くしたいけど今は我慢しないとな。

じゅうろく→←じゅうよん



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夢月 - うらたんかわいいです!それにかっこいい!!裏表のあるうらたんいいですね〜!!続き楽しみに待ってます! (2018年10月2日 1時) (レス) id: 3341f5a27c (このIDを非表示/違反報告)
死神 - (。∀°)すご〜い  ←ありがとう→ (2018年9月21日 0時) (レス) id: 56c6f4a6d8 (このIDを非表示/違反報告)
ぽっちゃり娘 - うらたさんめちゃかわいいくて反則すぎ...!続きめちゃくちゃ気になる!!更新楽しみにしてます! (2018年9月3日 20時) (レス) id: d40d15ff7a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ひーらぎ | 作成日時:2018年8月31日 2時

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