逆らった３６１回目 ページ12
・
宮｢後ろの｣
｢知りません｣
宮｢あの図体隠しきれてない｣
｢知りません｣
宮｢黒尾サン｣
｢知りません｣
歩き始めて数分、宮さんが“視線を感じる”って言って周りを見渡し始めて、なんかもう他人のフリしたいほど挙動不審な黒尾さんを見つけた
いやもう、ほんと知らない。知らない人です、はい。
宮｢アレほっといてもええの？｣
｢知らない人なんで｣
宮｢見られてるの結構ウザったいんやけど｣
｢…じゃ、尾行出来ない所で話しましょうか｣
はぁ、とため息を吐いて後ろにいる黒尾さんに視線を送る
黒｢！｣←目が合って驚いてる
※黒尾さんは尾行してることをバレてないと思ってる
｢．．．｣←思い切り睨む
黒｢ｯ!!｣←睨まれたことにもっと驚く
｢さ、どっかカラオケ屋入りましょ｣
宮｢思いっきりガンつけたな自分｣
｢付いてくるんじゃねえって意味を込めました｣
宮｢ヤクザか｣
*
雑居ビルに入ってる歌屋に来た
…歌わないのにカラオケって変な感じ
宮｢んで？聞きたいことって？｣
｢バレーに関する私の話を聞かせてください｣
宮｢覚えてないん？｣
｢…まぁ、はい｣
ぢゅー、と野菜ジュースを飲みながらそう答える
そしたら う゛ーん、と首を捻らせた
宮｢事故の衝撃で忘れたんか…？｣
｢…その事故ってなんですか？｣
宮｢そのことも知らないんかい｣
しゃーないな、と真向かいに座ってた宮さんが長い脚を組んだ
.
.
.
.
.
.
宮｢＿＿＿＿ええか、アンタはな、｣
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
ぷちおまけ
黒｢(あンの野郎、人目の付かねえとこに行きやがったな…!!
どうする……部屋覗いて監視？でもAのあの眼“付いてくるんじゃねえ”って感じした…怖カッタ←
でも何かあった後じゃおせえんだぞ？
どうする…どうすればいい…)｣←カラオケ屋の前でウロウロ
子｢ママぁー、あの人なんであんなにウロウロしてるのー？トイレー？｣
親｢こらっ、見ちゃダメよ！｣
黒｢｣←
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霸留(プロフ) - 美鈴さん» ありがとうございますー！黒尾さんの小説じわじわ増えていくんで…(( 今年もよろしくお願いしますね！ (2018年1月2日 8時) (
レス) id: 64be8c441b (このIDを非表示/違反報告)
霸留(プロフ) - ソルト＝塩さん» ありがとうございます！待っていてくれるからとその言葉に甘えっきりにならないよう努めます！ (2018年1月2日 8時) (レス) id: 64be8c441b (このIDを非表示/違反報告)
霸留(プロフ) - 審神者代理さん» 及川さんはたまに残念だけどサラッとイケメンなことするからやばいですよね (2018年1月2日 8時) (レス) id: 64be8c441b (このIDを非表示/違反報告)
霸留(プロフ) - チョコたんさん» さぁ…笑 そこらへんはまだ秘密です！ (2018年1月2日 8時) (レス) id: 64be8c441b (このIDを非表示/違反報告)
霸留(プロフ) - 歩美さん» ありがとうございます！明けましておめでとうございます！今年もカメさんかもしれませんが、何卒よろしくお願いします！ (2018年1月2日 8時) (レス) id: 64be8c441b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：霸留
| 作成日時：2017年10月10日 0時
