逆らった２６５回目 ページ16
・
｢第一及川さんって家事出来なさそうだし…｣
及｢失礼な…食器洗いはできる！！｣
｢それしか出来ないんですか｣
及｢そういうAちゃんだって、俺が泊まりに行ったときなんにもしてなかったじゃん！
家事できないのはそっちもでしょ？？｣
そりゃその時は飛雄たちに勉強教えてたんだから家事なんて出来るわけないでしょ
と、言っても下らない言い合いしか続かないから無言に走る
及｢寮よりシェアハウスのほうがお得だし楽なんだけどなー…｣
｢……人数多い方がよさそうじゃないですか？｣
及｢…まあ、そうだけど、、ていうかそこの大学行くってのはオーケーなの？｣
｢全然いいですよ｣
そう言ったら嬉しそうに笑った
わー…子供っぽ、かわいー笑顔
この笑顔を壊すことになると思うと、胸が痛む
｢及川さん、｣
及｢ん、なに？｣
｢＿＿＿…、や、なんでもないです｣
及川さんの腕の力が緩んだのを見計らってするりと抜ける
あー、暑かった
｢じゃ、おやすみなさい｣
及｢…ん、いい夢を｣
私は及川さんが複雑そうな顔をしていたのを知らないふりをして部屋に向かった
*
｢すみません、今日もここまで来てもらって｣
消灯から３０分後、昨日と同様に黒尾さんに部屋まで迎えに来てもらった
いや、あのね、幽霊が怖いってわけじゃないんだよ
ほら、あの、昨日の荒らしが怖くてね
黒｢ん｣
｢…ん？｣
ぼけっとしていたら黒尾さんが左手を出してきた
え、まさかお金とるとかいう？
今お金とか持ってませんけど
黒｢手、繋ご｣
｢え、なんで？｣
黒｢なんとなく｣
｢＿＿……まぁ、別にいいですけど｣
差し出された手をとった
やっぱり手、おっきいよなー
しかもなんか綺麗だし。飛雄と一緒で手入れしてんのかな。
黒｢約束通り下着つけてきてんのな｣
｢…え、どうしてわかったんですか？｣
黒｢見りゃわかるんだよ｣
｢え、変tイテテテテテ！手！痛い！！痛いって！！｣
黒｢ごめんなさいは？｣
｢申し訳ありませんでした！！｣
黒｢すんげえ丁寧な謝り方ｗ｣
｢ひー…手が使えなくなったらどうしてくれるわけ…、握力なんぼなの？｣
黒｢んー、軽く40はあるんじゃねーの｣
｢よんじゅっ…!?｣
黒｢18の男はそんくらいが普通だろ｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 335人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
霸留(プロフ) - 紫乃さん» 返信が遅くなってしまい誠に申し訳ありませんでした！！蓮は根っこからかっこいいですからねえ←親ばか。。ドストライクにいけてよかったです、これからも応援よろしくお願いします！ (2017年12月10日 14時) (
レス) id: 49d4123ff2 (このIDを非表示/違反報告)
紫乃 - 蓮がかっこいいてか、蓮が欲しい。ください。もう！夢主可愛いんだけど！？どストライク！！ (2017年10月1日 3時) (レス) id: 4dfc068f58 (このIDを非表示/違反報告)
霸留(プロフ) - 遊さん» ありがとうございます、夏だしもっとはっちゃけさせたいと思います（笑） (2017年8月8日 19時) (レス) id: 64be8c441b (このIDを非表示/違反報告)
遊 - エー、なんかこーなんかこーたまに萌え要素入れてくる辺りさすがだなーと思った。もっとはっちゃけてください(笑) (2017年8月8日 18時) (レス) id: 0660f62699 (このIDを非表示/違反報告)
空(プロフ) - 霸留さん» その不思議なノリがいいのです。もっとおかしくなってm((((( おぉ、そうなんですか！！ならばこれ以上は触れませんよ( ´,_ゝ`)← (2017年8月6日 5時) (レス) id: a4050df8bf (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：霸留
| 作成日時：2017年7月12日 7時
