【HQ!!】神様に逆らった結果、ハイキューの世界に送り込まれました ぱーと４

逆らった１８４回目 ページ34

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黒尾さんとあーだこーだ言い合ってたら、ずっとそれを聞いていた赤葦さんが仲裁に入った。





素直に言ったら今の黒尾さんすっごい怖い。





蓮がガチギレしてるのと同じくらい。






黒｢ほんとに知らねーかんな！｣




そう言い捨てて体育館のある方向に歩いていった。





｢……｣


赤｢Aがあんなに怒ってるの初めて見た｣


｢赤葦さんが空気読まないのはわざとですか？それが素なんですか？｣


赤｢はは、どっちだろーね｣


｢……｣






黒尾さんとは正反対の、涼しい笑みでそういう。





赤｢大丈夫？なんか泣きそうな顔してるけど｣


｢……別に｣


赤｢胸なら貸すよ？｣


｢…結構です｣






遠ざかる黒尾さんの背中を見ながら、そう答えた。





赤｢あの噂、本当だったんだ｣


｢あの噂…？｣


赤｢及川さんの話｣


｢あー…あれは私も今日初めて知りました｣


赤｢多分蓮がAに知られたくなかったから隠してたんじゃない？｣


｢……妙になにか隠してるなって思ったらこれの事だったんですね｣





なにか隠してることには気付いてたんだ、と涼しい顔のまま言う。



…なんでこんなイイ笑顔なの？人が目の前で喧嘩してたのに…





赤｢だからあれほど男を泊めるなって言ったのに｣


｢まさかあんなもの付けられるなんて思ってなかったんですよ｣


赤｢男はみんなオオカミなんだから、誰が近くにいても警戒しなきゃ｣


｢でも普通に友達ですもん｣


赤｢相手はそう思ってないんだよ｣


｢…なんで？｣






さぁ、それは自分で考えてみなよ、と言ってまた笑った。




なんか、赤葦さんといたら気が抜ける




｢赤葦さんって怒らなそー…｣


赤｢怒るときは怒るよ｣


｢木兎さんがなんかやらかしたら怒りますよね｣


赤｢それは木兎さんだからだよ｣


｢…ふは、｣





木兎さん、赤葦さんに呆れられてる笑





赤｢…うん、Aは笑ってた方がいいよ｣


｢え、なんですかいきなり｣


赤｢いや、Aの笑顔、可愛くて好きだなって思って｣


｢｣←いきなりの思いもよらない発言にビックリしてる






え、かわ…いい、






赤｢可愛いって言ったら顔が赤くなるの、変わってないね｣


｢…!? っ!?｣





なんか赤葦さんに可愛いっていわれたら、すごく照れくさい…って言うかなんか！すごく恥ずかしい！




赤｢そろそろ午後の練習始まるから、体育館行こっか｣


｢あ、へ、はい｣←

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