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Splash 7 ページ7

スペシャルが溜まってきた頃。

そろそろ終盤だし前線上げに行こうかな、と思いスペシャルを発動した。



(敵がひとり自陣にいる_?)




そう思って自陣にいる敵を倒しに行こうとして後ろを振り返った







『うわっ!?』

「ははは、気付くの遅いねぇ 」


敵のシューターさんがいました。




(えぇとボム!ボムで攻撃して...え、でもボムだけで仕留められるかな!?この距離じゃ今更構えてもチャージするのに時間かかるし...諦めるにしても後でリョクさんやこうたになにか言われそうだし__)



頭の中がパニック状態になってるにも関わらず、シューターさんは両チームのインクがないところに座った。



「俺 あきらって言うんだ、よろしく」

『……は?』

「君、さっき男の子たちにキルするって宣言されてた子でしょ?」

『は、はぁ...そうですけど』

「面白いなぁって思って見てたよ」

『そうなの……』


彼はブキすら手放して呑気に話し始めた。


いや待て、今試合中だぞおいおいおい!


「俺はそういうの傍観する側だから、まぁ頑張ってよ」


あきら という少年はニヤリと笑ってからブキを構えた。



『えっ!?う、撃つの……!?』



敵意はないと思っていたのに。


彼は躊躇なく引き金を引いた。


『っーーー!』



ポンッ!


『____え?』



彼の銃口からはインクなど出てこなかった。

その代わりに……



『いやぁぁぁあああ!!蜘蛛!きもい!早くしまってぇえええええ!!!』



おもちゃのだとわかってはいるが。

私は彼の出した蜘蛛が何故か怖かったのだった。

彼はその様子をケラケラ笑いながら見ていた。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


あきら(男)

シューター使い。影が薄いため敵陣に乗り込むことが得意。
相手の背後に忍び寄ってキルするのが主流。
主人公をキルすることはどうでもよく、ただただその様子を見て楽しむ傍観者。
悪戯が好きでたまに度が過ぎる。

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霊狐 - あれ神様がいる (2016年1月23日 23時) (レス) id: e342c1418a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:霸留 | 作者ホームページ:http://arumina0930.wix.com/aoirunanoko  
作成日時:2016年1月16日 7時

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