【Splatoon】お前を倒すのは俺だ。 (ページ38)

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Splash 38 ページ38

｢｢『ＢＬＡＣＫの“Ａ”…!!?』｣｣

｢無差別大量殺人犯の右腕さんね｣

私たちの慌てる様子をものともしない父。

冷静にあきらに質問を続ける。

｢なんでうちの子たちに関わったの？｣

｢知り合っておきたかったから。

そこの天才オールラウンダーのカルマと

ノーデス絶対王者、絶対的な的中率を持つAと｣

｢…知り合ってどうするつもりでいた？｣

｢別にィ？暇潰しに遊べたらいいなって｣

｢…他の連中とは違って、殺気は一切感じないんだけど、ほんとにあいつらの仲間なの？｣

｢一応仲間だよ。

俺はほかのヤツらと違って誰彼構わず殺しにかかるようなことはしない｣

｢そうか。

今回、なんで物騒な大会にこの子達を出そうと思った？｣

｢純粋にこのチームでどこまで通用するのか気になったんだ。

だって、明らかに強いだろ、このメンバー。

試したくなった｣

それを聞くとお父さんは眉間にシワを寄せたまま、何かを考え始めた。

その間にリョクさんが口を開く

｢じゃあ、beef jerkyってやつもＢＬＡＣＫの仲間か？｣

｢あぁ、ビフキーはＢＬＡＣＫの“Ｂ”だ。

だけど見た目通りあいつも誰かを殺す気は一切ない。

俺達はただ、ＢＬＡＣＫの重役についてるってだけだから｣

それだけ聞くと、また部屋は静まり返った。

｢…あきらのこと、信じるぞ

ウデも確かなものなんだろう

･･･最後に、カルマ

お前が全員を先導しろ。

Aもカルマも、リョクくん、こうたくん、ミマリちゃん、そしてもちろんあきらも、全員五体満足で、笑顔で帰ってくること。

いいね？｣

父のその問いかけに、全員が頷いた。