年下の俺じゃ、ダメ？【黒尾鉄朗】 (ページ3)

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だめ４９ページ3

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黒｢…雑貨屋に入ってったな｣

京｢そうだね…まさかペアのマグカップとか買うんじゃないだろうな…｣

研｢ふたりとも普通にしてないと俺帰るよ？｣

ふたりを監視し続ける俺と京治(と研磨)。

手とか繋がないしイチャコラもしないからお互い恋愛感情は一切ないことはわかった。

けどな？けどな？

距離近すぎませんかお２人とも。

お互いそんな気がなくても傍から見ればカレカノ同然に見える。

ていうかほのぼのした夫婦にも見えなくもない。

黒｢……おい研磨、手に持ってんの、あれ見える？｣

研｢ん？あれは＿＿｣

コースターだね、と言って珍しく研磨も見入っていた。

しかも、４つも手に持っている。

研｢…遠くてよく見えないけど、アレ、もしかしたら俺たちにプレゼントするつもりだったんじゃないの？｣

黒｢え、俺たちに？｣

研｢この前Aと話してたんだけど、“そう言えばコップとか食器とか、鉄朗と研磨用の用意したいよね〜”って言ってたし…その買い出し、的な｣

京｢…で、コースターはみんなおソロのやつがいいなって思ったAが、サプライズで俺たちに渡そうって？｣

研｢だと思う｣

そんな…!!Aさんがそこまで俺のことを考えてくれてたなんて…!!!!

そうだよな、将来は食器も箸もエプロンも枕も全部おソロにしたいからな…今から準備しておこうってわけか！

全くもう、気が早いなぁAったら♡((

京｢いやクロとだけじゃないから。俺らもちゃんと数入ってるから。ていうか何勝手に想像してんの気持ち悪い｣

黒｢ちぇーーっ｣

研｢…で？結局デートでもないし、目的はわかったし、どうするの？｣

黒｢あ？そんなん決まってんだろ｣

*

黒｢よぉ、A｣

｢…えっ、鉄朗!?

それに京治と研磨も…ぐ、偶然だね？？｣

焦ってコースターを後ろに隠すA。

いや、もう遅いから笑

黒｢あのさァ、“こういう買い出し”の時は俺らと一緒に来ようね？｣

研｢気持ちは嬉しいけど、みんなで買いに来た方が思い出にもなるし｣

京｢それに木兎さんなんか頼って欲しくないし｣←

木｢あかーし酷くねェ!?

ていうか黒尾Aと知り合いだったのかよ！｣

黒｢知り合いも何も、Aのかれｓ｢は？(威圧)｣ナンデモナイデス｣

赤葦クン怖いから、その威圧感仕舞って。