ー準特級の美少女は青葉城西高校に潜入しますー

▽第37話 ページ38

▽A

あれから音駒と梟谷も玄関に集まり皆と校庭に向かう。

校庭に着くと、溝口コーチが各学校誘導して並べる。そして準備運動が最初に始まった。

準備運動が終わったあと午前のレクレーションの話をする。

話の内容はこうだ
今8時半から9時半まで"けいどろ"
休憩を挟み10時から11時まで"リレー"
をすることに決まった。

ちなみに、リレーの優勝学校にはお昼ごはんデザートが配られることになってるらしい。

それにテンション上がっている人もいた。

及川｢溝口くーんちなみにだけどさ、けいどろの警察って誰がするのー？｣

及川さんがそう言うと溝口コーチは私をちらっと見て口を開いた。

A(なんか嫌な予感がする)

溝口｢警察は、Aと虎杖、伏黒、釘崎にしてもらう！言っとくがこの4人は結構運動神経がいいらしいからな、俺が決めさせてもらった｣

A/伏黒/釘崎｢え"…｣

溝口コーチがそう言い、私に向かって手を合わせて｢すまんっ｣と言い後ろに下がった。

そしてけいどろの軽く説明が終わり泥棒の皆は逃げて、警察の私達は地面に大きな丸を書いて1分間待つ。

釘崎｢あーさいあく、こんな暑い中けいどろって！それに警察よ？ふざけんじゃないわよ｣

虎杖｢別に良くね？俺は追いかける側も逃げる側も好きだし！楽しめればいいじゃん｣

虎杖はそう言ってけいどろが楽しみなのだろう、顔から分かるぐらいワクワクしている。

釘崎｢これだから運動馬鹿は…。はぁ…まぁいいわ。牢屋を見張りは私がするから、さっさと捕まえてきなさいよ｣

釘崎がそう言うと虎杖は｢おうっ｣と返事をして、伏黒は嫌そうな顔で頷いた。

溝口｢よーし、んじゃ1分間たったな。警察側スタート！｣

溝口コーチの掛け声に私、虎杖、伏黒は前に駆け出した。

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