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突撃！隣の晩御飯！ ページ28

『やっほー』


キ「お前来るなら連絡しろよ」


『突撃！隣の晩御飯でーす』


キ「さっき起きたわ」


『不健康人間かよ』


今日はそうです！あまりにも暇なのでキヨくんのお家に突撃訪問しに来ました。


キ「ねえ俺まだ眠いんだけど」


『今日の動画どうせこれから撮るんでしょ？仕方ないから友情出演してあげる』


キ「雑にマリカでいい？」


『報酬は晩御飯で』


キ「よし決まり」


私たちはいつもこうである。
出会って数分で急に動画を取り出したりする。


『結局ヨーキーの圧勝かよー』


キ「ま、誰も俺には勝てないよな」


『なんつったって顔がキモイ』


キ「お前のキャラもなかなかキモイよ」


『はい最低』


キ「ご飯どこ行く？」


『肉』


キ「おー」


これもいつもの事だ。
優柔不断な私はいつも肉と答えることにしている。


『お肉美味しい！！』


キ「なんか懐かしいな、お前と初めてあったときもそーやって肉頬張ってたよな」


『まあね』


キ「初対面のしかも女と公式生放送なんて死ぬほどやりたくなかったなー」


『その割には楽しんでたね？』


私とキヨくんの初めての出会い。
私が初めてでた公式生放送のときに一緒に出てくれた。


キ「あの頃は可愛い女の子だと思ってたんだけどなあ。」


『今もでしょ』


キ「本性これだもんなあ」


『失礼すぎちゃってんのよ』


『でもそんなこと言ったら私からしでもそーだからね？』


キ「ん？」


『優しいかっこいいお兄さんだと思ってたのになー、見た目だけの残念イケメンだったとは』


キ「失礼すぎてんのどっちだよ」


『お互い様だよ』


キ「ま、逆にお前がただのいい子だったらここまで仲良くなってないしな」


『それもお互い様だなー』


キ「ま、まっすぐで素直だし可愛いとこもあんじゃん？」


『え？もしかして褒めてる？』


キ「たまには褒めとかねーとな」


そういいながら頭をわしゃわしゃしてくる。
髪型崩れる！と言いながらも嬉しい。


『あの日可愛い可愛い私に出会えて本当は嬉しかったんだよね？キヨくん？？』


キ「それはお前だろ」


『照れてます？お？？』


こういうなんでもないくだらないやり取りが好きで。
レトさんたちと結びつけてくれたのもキヨくんだし本当は感謝しかない。


キ「今キヨくんかっこいいって思ってたろ」


『図に乗るな』


ぜっったい本人には言わないけどね

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