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レトルトside
『レトさんこっちこっちー！』
少し前の方で可愛い犬耳を揺らしながら俺を呼ぶA
その可愛い犬耳が自分にもついてると思うと情けなくなる。
俺もいい歳なんだけどな。
レ「大きい声で名前呼ぶなって言ったやろ」
『じゃあなんて呼べばいいのさ！！』
レ「怜斗とか？」
『え』
自分でも驚いた。
なんで本名言った？俺。
レ「うそうそ笑」
『びっくりしたー笑』
目を丸くしていたけど一瞬で笑顔に戻る。
喜怒哀楽がはっきりしていて顔を見てるだけでも面白い。
レ「どこ行くの？」
『ポップコーン食べたい！チョコの』
急げーなんて言いながらてくてく前を進んでいく
やっぱ可愛いな。
後ろを振り返り俺の方にトコトコ戻ってくる。
『怜斗くん何してるの早く行こ』
レ「え」
怜斗くんと呼び俺の手をとる
俺が怜斗って言ったけどほんとに呼ぶなんて思わなかったし。
ましてや手を繋ぐなんて。
年甲斐もなくドキドキしている俺。
恥ずかしいやつやな。こんなとこあいつらに見られたらなんて言われることか。
でも今は俺とAだけ、この贅沢な時間を大切にしたい。
レ「あんま急ぐと転ぶぞA」
『転ばないよ、私大人だもん』
『チョコのポップコーンここですか？』
俺の手を離しキャストさんに無邪気に聞いている。
もう少しだけ繋いでいたかったなんて思っている俺を置いて。
『怜斗くん買えたよー』
満面の笑みで俺の元に帰ってくる。
(ドンっ)
『ごめんなさい！』
Aの目の前を小さい子供が走って通ったためぶつかってしまった。ポップコーンもぶちまかれてしまった。
「お姉ちゃんごめんなさい。」
『ううん！怪我ない？大丈夫？』
子供に優しく声をかけ俺の元に戻ってくる。
『ポップコーン無くなっちゃった笑』
レ「ほら、急ぐからやで？」
そう言いながら俺は新しいポップコーンを買いに行こうとした。
キャスト「お姉さん、優しい所をダ。フィーが見ててお姉さんにって持ってきてくれました！」
パンパンの新しいポップコーンを持ったキャストさん。
さすが夢の国やな。
『ありがとうございます』
申し訳なさそうに受け取るA
キャスト「彼氏さんと楽しんでねとも言ってましたよ。」
『ありがとうダ。フィー！』
彼氏という言葉に反論しない。どういう意図かは分からないがそれも嬉しくて。
『だってよ彼氏さん』
レ「子守りしてるだけなんやけどな」
『ひっど！笑』
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猫 - 作者の名前、、、、一緒でびびった。後、いい話でした( ´∀`)/~~ (2022年10月16日 18時) (
レス) @page49 id: f38b04a3f3 (このIDを非表示/違反報告)
るな(プロフ) - あいうえおさん» コメントありがとうございます。そう言ってもらえるととてもめちゃくちゃゴリ鬼嬉しいです。いずれ続きを書きたいとは思っていますのでまた読んでいただけると幸いです。 (2020年12月13日 15時) (レス) id: 37ce31ea23 (このIDを非表示/違反報告)
るな(プロフ) - アキさん» 感想ありがとうございます！めちゃ嬉しいです！今後もお付き合いください。 (2020年8月25日 16時) (レス) id: a98b59b944 (このIDを非表示/違反報告)
アキ(プロフ) - めちゃくちゃよかったですー！！！！レトキヨの取り合いが最高に可愛かったですしうっしーとガッチさんの立ち位置がかっこよすぎて惚れました…他の作品なども楽しみにしています！ (2020年8月23日 1時) (レス) id: bbdadf4659 (このIDを非表示/違反報告)
るな(プロフ) - すーちゃんさん» コメントありがとうございます！楽しんでいただけて幸いです。看病ものいいですね！！ぜひ書かせていただきます。 (2020年6月21日 15時) (レス) id: 7c5a637ca6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るな | 作成日時：2020年4月27日 0時
