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8話 ページ10

Aside




鬼になってからどのくらい経っただろうか。








童「やっぱりAは食べないの?美味しいのに…」






童磨は信者であった女性を食べながらそう聞いてくる。





私がしている少しの抵抗





それは人間を食べないこと






そんなことしたって鬼じゃなくなる訳じゃないのに







でも、食べたくなかった。






食べてしまったら私の中で何かが壊れる気がしていたから。






「食べないよ。…食べたくない」






童「そう?じゃあ、あとで俺を食べていいからね」






「うん…ありがとう」






鬼になってから食べているのは童磨の血や肉






人間を食べるのを嫌がる私に無理強いすることは無い






そこだけは優しいと思う。






でも、私にそばから離れることは許してくれなくて








逃げようとすれば酷いことをされる。







それが怖くて逃げられない。






童「A?…ほら食べていいよ」






「うん…」







食べながらいつも感じる







食べる度に強くなって、






だんだんと人間とは程遠い存在になっていることに







それがとても辛くて、








_________________悲しかった。

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夜月─《 *無人* 》☆(プロフ) - 幸せを掴めた2人と愛を貰えなかった童磨、、好きになってしまったがために夢主ちゃんを鬼にしてまで愛されたかった童磨を救う術は無かったのかなとか考える。まあ童磨が推しだから尚更なんですけどね笑笑 最後は2人とも幸せで良かったあああ (2020年1月8日 14時) (レス) id: 7f57af0fb7 (このIDを非表示/違反報告)
美月(プロフ) - まゆさん» そんなに感動してくださるなんて感激です!こちらこそありがとうございます! (2019年11月5日 0時) (レス) id: 6feeb0dd0f (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - 本当にどうしてくれるんですか…ハンカチじゃ足らずにバスタオル使ったら絞れるほど濡れたんですけど!!!素晴らしかったですありがとうございます!!!! (2019年11月4日 23時) (レス) id: 60ba35ccc3 (このIDを非表示/違反報告)
美月(プロフ) - 純菜さん» 本当ですか?!すごく嬉しいです! (2019年11月4日 18時) (レス) id: 6feeb0dd0f (このIDを非表示/違反報告)
純菜(プロフ) - え、待って、小説で泣いたの初めてなんですけど… (2019年11月4日 15時) (レス) id: 16d4e6c0bc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:美月 | 作成日時:2019年10月12日 0時

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