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33話 ページ36

Aside




「…。」




私はいつの間にか寝てしまっていたようで




隣を見ると禰豆子ちゃんも眠っていた。





「ごめんね…」




私はそう言って禰豆子ちゃんの髪を撫でた。





体を起こし外を見るともう日が暮れている。




私は縁側に移動し、空を見つめた。




今日も帰って来ないのかな…





し「あら、起きたんですね。」




「胡蝶さん。はい、さっき」




し「隣、よろしいですか?」




「はい」




胡蝶さんは私の隣に腰をかけた。




し「不死川さん、今日帰って来るそうですよ」




「そうなんですか!」




し「ふふ、よかったですね」





嬉しい。久しぶりに会える




「はい!私、屋敷に戻ってご飯作ってきます!」




私はそう言って胡蝶に会釈をすると蝶屋敷を出た。





早く会いたい。




一秒でも早く会いたい。




一瞬でも長く一緒にいたい。




その一心で走った。




_________________



屋敷に到着し、私は急いで夕飯を作った。




夕飯がちょうどできた時




実「帰ったぞ」




玄関から不死川さんの声がした。




私は直ぐに玄関に向かう。




「おかえりなさい!」




実「ただいま。ほら、こい」




不死川さんは私の気持ちを察したように腕を広げた。




「会いたかった」





私は勢いよく不死川さんに抱きつく。





やっと会えた、、




実「俺も会いたかった。


すまねェな、連絡もできねェで」




「大丈夫です。」




実「…大丈夫じゃねェだろ。


大丈夫なら泣くんじゃねェよ」




私、最近泣いてばかりだな…




声を上げて泣く私を不死川さんは優しく抱きしめてくれる。




不死川さんに心配かけたくない




残りの時間を笑顔で過ごしたい




そうは思っていても、離れなくてはならない寂しさに涙を流すことしかできなかった。

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夜月─《 *無人* 》☆(プロフ) - 幸せを掴めた2人と愛を貰えなかった童磨、、好きになってしまったがために夢主ちゃんを鬼にしてまで愛されたかった童磨を救う術は無かったのかなとか考える。まあ童磨が推しだから尚更なんですけどね笑笑 最後は2人とも幸せで良かったあああ (2020年1月8日 14時) (レス) id: 7f57af0fb7 (このIDを非表示/違反報告)
美月(プロフ) - まゆさん» そんなに感動してくださるなんて感激です!こちらこそありがとうございます! (2019年11月5日 0時) (レス) id: 6feeb0dd0f (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - 本当にどうしてくれるんですか…ハンカチじゃ足らずにバスタオル使ったら絞れるほど濡れたんですけど!!!素晴らしかったですありがとうございます!!!! (2019年11月4日 23時) (レス) id: 60ba35ccc3 (このIDを非表示/違反報告)
美月(プロフ) - 純菜さん» 本当ですか?!すごく嬉しいです! (2019年11月4日 18時) (レス) id: 6feeb0dd0f (このIDを非表示/違反報告)
純菜(プロフ) - え、待って、小説で泣いたの初めてなんですけど… (2019年11月4日 15時) (レス) id: 16d4e6c0bc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:美月 | 作成日時:2019年10月12日 0時

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