私には犬猿の仲である後輩と使える駒がいる ページ4
「私には権力がある」の続きです。企画に参加している皆派生作品作ってくれませんかね(((
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「生徒会長さんっ!なんてことをするんですか!?」
私の前に現れたのは、今朝のナシオンとフールを連れてきた穢らわしい偽善者、
であるソフィア・V・ハーゼさん。
『何のことでしょうか?私はフールなんかに時間を割いて偽善を振り撒く嘘つきの貴女よりよっぽど多忙な身なのですが』
私がそう言うと、ソフィアさんは泣きそうになりながら私に怒鳴った。
「貴女なら分かっている筈でしょう...!?この子達についてです!仲のよい二人を切り離し、挙げ句のはてに暴力を振るわせる...!とても生徒会長の所行とは思いません...!」
『それが何?私はナシオンである彼女に友人だったフールの塵に人間様の偉さを教えなさいと言っただけ。何も暴力をしろなんて言っていないわ。...それにソフィアさん、他人の心配よりも自分の心配をした方がよろしいのでは?貴女の私への反抗は一回二回の話ではありません。ウィリアムさんもきっと大変ね、我が儘お嬢様に仕えるなんて』
ウィリアムさんも、こっちに来てくれないかしら?ソフィアさんを一回絶望に落とし、『ちゃんとした』人間にするためにもね。
「私は自分が正しいと思ったことをやっただけです!貴女のように傲慢で『高貴』という言葉の意味を履き違えている人間に指図されたくありません!」
はぁ...。何故、この女はここまで馬鹿なの?
『傲慢ねぇ、貴女が私のことを知ろうともしていない癖に勝手に貴女の主観で私をはかろうとしないで頂ける?不愉快よ』
騒ぎがどんどん大きくなり、ギャラリーも増えソフィアへのブーイングや哀れみの声が大きくなっていた頃、男は焦って生徒会長の前に現れた。
「私の主人であるソフィアが大変な粗相を...!本当に申し訳ありません、アビス様。主人はまだ未熟者であるが故に、アビス様を不快にさせるようなことをしてしまったのだと思います。アビス様の寛大な心でどうか見逃して頂けませんか?」
ただ、首を縦に振るなんてしないわ。お仕置きをしないと...。
『一回目なら私も許すけれどソフィアさんの「問題」行動は何回も続いているわ。そうね、では私が反省したと思うまで当分生徒会メンバーには近づかないで貰うわ』
勿論、この子の行動によって私の可愛い忠順な人間たちが逃げないようにね。
私には似ているお気に入りの後輩がいる→←私には価値観の違う親友がいる

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山田中(プロフ) - 凛月花さん» あわわ...!ありがとうございます...!アビスはちょっと死なせたいなぁと(((私もネタがなかったので、死ネタ書こう...!ってなったんですよね (12月6日 20時) (レス) id: 0a74f75e2d (このIDを非表示/違反報告)
凛月花(プロフ) - いつになるか分かりませんが、アビスちゃんの自殺を止めます!最新話が演出素敵だし辛すぎて、自分の方の物語の結末修正しました笑 自分でも元々考えていたのは納得できていなかったので今回の話で良いアイディア浮かんで良かったです、執筆ありがとうございます! (12月6日 19時) (レス) id: 16a1f91fe3 (このIDを非表示/違反報告)
山田中(プロフ) - 雛月いず/りぃふさん» あわわ。ありがとうございます!助けてあげてください...! (12月6日 7時) (レス) id: 0a74f75e2d (このIDを非表示/違反報告)
雛月いず/りぃふ(プロフ) - 失礼致します…!亡くならないよう、精一杯アビスちゃんのこと助けますね…!!! (12月6日 6時) (レス) id: 0b050cbadc (このIDを非表示/違反報告)
凛月花(プロフ) - 良ければ読んで頂ければと思います。 (12月4日 20時) (レス) id: 16a1f91fe3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:こるく | 作成日時:2020年11月24日 22時