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〜一方その頃、東校舎トリオ〜

津田「はぁ〜、Aいるって言うから来たのに、野郎と一緒とかまじ笑えねえ〜」
佐田「お前ポジティブキャラどうしたんだよ。こう言う時こそポジティブに行けよ。俺だって嫌だわ」
朝田「ま、まあまあ二人とも!とりあえず散り散りにならなくてよかったじゃん!」


他の人たちも三、四人で固まってるっぽいし、とこの場を取りまとめようとする朝田。
佐田と津田は渋々と言った感じで歩き出す。

先程Aのいる場所はグループラインで出回り、皆が把握している状況の中、真っ先に向かうかと思いきや、やはり極才学園の生徒は賢かった。

集合して、よくわからない相手に見つかるとまた散り散りになってしまう。そうすると、今回は無事でも二度目は無事では済まないかもしれない、と瞬時に把握したのだ。伊達に天才校を名乗っていない。


津田「幽霊って物理攻撃効くかな」
佐田「仮にも極生(ごくせい)(極才学園の生徒)ならもうちょっと賢い発言しろ」
朝田「佐田くんって、津田くんにだけあたりキツイよね」


こんなもんだろ、と言いながら佐田はチラリと窓の外を見る。嫌気がさすほどの綺麗な満月に舌打ちが漏れた。

おそらく、だが、みんな三階から下へ順番に降りていく方が安全だと考える。そして、固まっては行けない前提でいけば、Aのいる班…大門たちの班を三階に行かせるべきだ、と考えつくだろう。

(頼むぞ、お前ら…!)

普段統一性がない極才学園の生徒たち。それでも、マドンナを守るためなら一致団結できる。
そう願って、佐田は2階の男子トイレへ向かった。先程から膀胱が破裂しそうだったのだ。



〜その頃、南校舎コンビ〜

美原「逸れちゃったな〜」
柏木「ちょ、静かにして!!」
美原「はぁ〜…俺男に抱きつかれる趣味ねえんだけど…」


できれば女の子がよかった…と肩を落とす美原の腕に必死にしがみついてブルブル震えているのは、先程大門に怖がりをいじり倒されていた柏木だ。
Aが来ると言うから来てみたが、怖さは可愛さでは補えないことを知った。

美原は美原でげっそりしているのは、自分よりも背の高い男に抱きつかれる趣味はないからだった。


美原「しがみつくのはいいけどさ、その無駄にキレーな顔こっちに近づけんなよ」
柏木「俺の顔が綺麗なのは世の道理でしょ」
美原「はは、ブルブル震えてる奴が笑わせんな」
柏木「は、はぁっ!?む、むむ、武者ぶ、ぶる、ぶるぶっ…震いなんですけど!?」


ヒタ……

柏木「きゃあああああああ!!!!」
美原「うおおっ!?」

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作者名:松々先輩 | 作者ホームページ:http:  
作成日時:2020年7月21日 13時

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