私と妹の戦争記録

2020年2月28日(金)19:30ごろ勃発 ページ5

今日の話ではないが、ふと思い出してまた腹が立ってきたので書き殴りたいと思う。
某日、家族でファストフード店に行って夜ご飯を食べることになった私は、テストが近いこともあり店の机に物理のノートと問題集を広げていた。

すると、それをパラパラと捲ってページを見た妹が一言。

「うわ、真っ赤やん。アホやな」

……は？

流石に驚きすぎて思考が停止した。
普通「この教科苦手なんだな」と思っても黙っているのが倫理という物ではないか。道徳を小学生で習わなかったのだろうか。

私はしつこく妹に「アホって言った？」「何がアホなん？」「わからん問題くらいお前にもあるやろ」と言っていたのだが、母親は私にのみ注意した。

「あんたうるさいねん。静かにしーや」

私はこの時、家族にしか聞こえない程度の声量で話している。その上いつもは私が話していると聞こえないというくせに、なぜ今日だけ鮮明に聞こえ、うるさいとまで感じるのだろう。
それに正しいことを言っている私にだけ注意をする。普通ならば、意味もなく人を貶した妹がまず怒られるべきではないだろうか。

物理が苦手なのは認める。確かに純文系である私は、物理は解説を見ても理解できるかあやふやなところがあり、必然的に問題を解く際答えを見ないといけないことになる。

そしてページが赤くなるのだが、それは間違えた問題数が多くて赤くなっているわけではない。高校生の読者様ならお分かりになる方もいると思うが、物理の解説は文系に対して不親切だ。
途中式がなく、何故この部分が消えるのかという説明もない。何故なら物理の回答というのは、全て書いてしまうと一問だけで1ページを埋めてしまう事態になるからだと思う。

つまり、解説を見て理解して、その途中式や公式、文字が消える理由などを事細かに書いている私のノートは赤くなるに決まっているのだ。
それを見て「頭が悪い」と言われる筋合いはないし、何よりテストが私より早く始まるというのにスマホをいじっているだけのお前には言われたくはない。

それに間違っている問題ばかりではない。一つ解けば、同じ解き方のものはもう間違えていない。
1ページだけを見て私を「頭が悪い」と判断するのは些か頭が足りないのではないだろうか。

理系的に言えば、私が「頭が悪い」というのを分析するには1ページでは少なすぎる。もっと多くの判例を見、平均を出してから物を言え。
偉そうに姉にアホとか言ってんじゃねえ。突然そんな悪意のあることを言い出すお前は何倍も可哀想な頭をしていると思う。

2020年3月3日(火)21:30ごろ勃発→←2020年2月23日(日)3:40ごろ勃発

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