１５０話 ページ10
ちなみに、青柳くんは目を瞑って突っ立っている。
どうしてもこの10分休みに寝たいらしい。
まぁ青柳くんは夜遅くまでゲームしてそうだしね。
それでA組に途中から入る学力か……あーぁ。
神様ってなんて不公平なんだろうか。
あ、不公平だったね、知ってた。
「青柳くん、ちゃんと寝たほうが疲れ取れるよ」
半端で寝るよりはマシでしょ？
そう言うと、青柳くんは少し考えたあと私を抱き上げ自分の膝の上に置いた。
え、なぜ？
「ちょっと、青柳くん？みんな凄まじいくらいの殺気出てるよ？気づいてる？」
青柳「ん、知ってる。でもこう言う事じゃないの？抱き枕にしていい、って…」
「言ってないね」
俺帰宅部になるんだ、と言ってまたスピスピ寝始める青柳くん。
幸せな脳みそしてるんだね、それはよくわかった。
そういえば……。
「そろそろプチテスト期間だけど、みんな勉強進んでる？」
美原「俺たまにAの事鬼なんじゃないか、って思う」
佐田「それな」
え、いや、待って？
普通のこと言っただけなんだけど…。
俺しない、とボソリと呟いた大門。
お前はいいな、賢くて。こちとら必死に数学解いてるわ。
「私の得意教科世界史よ」
美原「俺保健体育！」
うん、知ってる。
保健体育の授業の時だけめちゃくちゃ真剣な顔で聞いてるんだもん。誰でもこいつ得意教科なんだな、とか好きなんだな、って思うわ。
佐田「俺は…物理かな…一応」
野口「俺家庭科」
柏木「んー…基本なんでも…友もそうだよな？」
大門「うん」
なんでもってなんだよ喧嘩売ってんのかこいつ。
水泳できないくせに。水泳できないくせに！
小田「僕は生物…文矢は技術だよ」
神手「俺は化学！お前は？」
和田「え、お、俺！？現代文…」
城間「ちなみに俺も家庭科♡」
郷田「俺数学」
丁度いいんじゃね？
勉強教えて貰えるし、教えるしでWin-Winよねぇ。
「勉強会でも開く？みんな得意教科違うしさ」
小田「Aちゃん、それ僕らも入れてくれないかな……僕がいて不快になることは十分承知なんだけど…」
「え？いいよ？津田も来るんでしょ、どこでする？」
その時の小田くんの輝いた顔を私は忘れない。(遺言)
.｡.:✽・ﾟ＋.｡.:✽・ﾟ＋.｡.:✽・ﾟ＋.｡.:✽・ﾟ＋.｡.:✽・ﾟ＋
さて、勉強も得意じゃない私が勉強会を書けるんでしょうか…いささか謎ですが、まぁやれる所まで頑張れたらな、と思います。
これからもこの作品をよろしくお願いします。
p.s. 最近文字数が余って仕方がない。
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松々先輩(プロフ) - らっぴょこさんさん» ありがとうございます〜！！一癖も二癖もあるウチの子たちをそんなに褒めてくださって…画力と文才！？あー！ありがとうございます〜！！これからも頑張ります！！ (2020年8月2日 15時) (
レス) id: 0b2f636a57 (このIDを非表示/違反報告)
らっぴょこさん(プロフ) - とっても面白いです！皆ユニークで大好きです！ところで、素晴らしい画力と文才があるんですね！羨ましいです､､、これからも無理の無いように頑張って下さい！応援してます！ (2020年8月1日 20時) (レス) id: c590781f3e (このIDを非表示/違反報告)
松々先輩(プロフ) - びびちゃんさん» ありがとうございます！！そう言っていただけると嬉しいです！これからも更新がんばります！ (2020年2月1日 19時) (レス) id: 884552bd5f (このIDを非表示/違反報告)
びびちゃん - 面白いです！更新頑張ってください。 (2020年2月1日 16時) (レス) id: 122cd8c013 (このIDを非表示/違反報告)
松々先輩(プロフ) - しつさん» ありがとうございます！！綾くん良いですよね！ (2020年1月4日 19時) (レス) id: 0b2f636a57 (このIDを非表示/違反報告)
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