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66話 ページ19

「よっしゃ勝ったな!」
野口「すごい運いいよね、Aって」
美原「羨ましいわ」


お題は“お兄ちゃん”!

勝ったのだよ、これは。
紅士さんも立派な柏木のお兄さんだ。


「紅士さぁあああぁあぁあん!!!!!」
紅士「お、っと…急に飛び込むのは関心しないね、どうかした?」
「一緒に来てください!お題は“お兄ちゃん”です!」


いいよ〜、と快くOKしてくれる紅士さん。好きです。


手を繋いでゴールすると、一位のお気持ちは!?と聞かれる。


「えー…えっと、何でしょうか……清々しい気分です」
紅士「こんな可愛い子とゴールできるなんて、俺は幸せものですね」
「え、な、なに言って…」


カァッと顔が熱くなる。
ダメでしょ、そんなこと言ったら……。

兄貴!?と驚く声がA組のテントから聞こえた。


紅士「あ、蒼葉〜!」
柏木「おいお前ふざけんな!!Aから離れろ!!」


アイツうるさいな〜、とニコニコする紅士さん。


どんなに足掻いても紅士さんには勝てないんだよ、柏木。お前は隣の女子校の生徒でも小脇に抱えてろ。


「一位になった私から一言。もう応援団はやりません」
おじ「えぇえ!Aちゃんの応援歌可愛かったのに〜!」
「おじさんっ!」


でもAちゃんが嫌だって言うんだったら仕方ないよね…としょぼんと肩を落とすおじさん。
美原から溺愛しすぎじゃね……?と言う声が聞こえる。

そして泣きながらのおじさんの終わりの言葉が終わり、着替えて帰る時間になった。


小田「Aちゃん一緒に帰らない?」
「ん、小田くん。良いよ〜」
津田「俺も一緒!!俺も一緒だぞ!」
「行こっか小田くん」
津田「はっ…!眩しすぎて俺が見えないのか!?」
「頭大丈夫?」


きっと大丈夫じゃないな…。
津田を放っておいて、小田くんと歩いて帰る。

小走りで追いついた津田をチラッと見ると、ニカッと笑いかけられた。


「あ、小田くん!あれってもしかして…」
小田「あぁ、そうだね。おーい、流星〜!」
津田「お、神手じゃん」


そう言う津田は、大きく手を振る。


神手「おー、お前ら〜!あ、A♡俺に家教えて!ご飯食べに行くから♡」
「え、嘘でしょマジくんなよ」
神手「酷くね?」


俺行くからなー!!と言う神手は、ちょっとうるさい、と小田くんに口を塞がれている。
ザマァ。

来んなよ、今私は二人も男子高校生を食べさせてんだから。

ちょっと可愛かったなんて思ってないから。


そうして家に帰ると、初が寝ていたのでとりあえず上に洗濯物を乗っけた。

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天岸悠樹(プロフ) - 松々先輩さん» (^ω^=^ω^<ギャアアアアア)(^q^=^p^)ο(:з )~ (2018年9月7日 22時) (レス) id: 2eadb8d21d (このIDを非表示/違反報告)
松々先輩(プロフ) - 天岸悠樹さん» それな (2018年9月7日 22時) (レス) id: 32b67850c0 (このIDを非表示/違反報告)
天岸悠樹(プロフ) - 松々先輩さん» カオス (2018年9月7日 22時) (レス) id: 2eadb8d21d (このIDを非表示/違反報告)
松々先輩(プロフ) - 天岸悠樹さん» もうわからないですよ (2018年9月5日 21時) (レス) id: 32b67850c0 (このIDを非表示/違反報告)
天岸悠樹(プロフ) - 松々先輩さん» 訳のわからない方言で吹きました(笑) (2018年9月5日 19時) (レス) id: 2eadb8d21d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:松々先輩 | 作者ホームページ:http:  
作成日時:2018年7月11日 1時

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