４話 ページ6
野口「あー…もうこんな時間」
佐田「そろそろ帰るか」
美原「明日遅れんなよ！」
「テメェに言われたかねぇんだよ」
１１時に美原の家に来て、ほぼ８時間ほど家にいた。
親は９時に帰ってくる、との事だったので、もうそろそろだ。
「それじゃあね」
美原「送ろうか？」
「いや、何言ってんの？家ココから歩いて５分なんだけど」
そう、意外と美原と私の家は近い。
それでも最近さー、とニヤニヤしながら語り始める美原の話を聞く。
美原「最近出るらしいな、ココらへん」
「…何が？」
美原「連続強盗殺人犯♡」
……え？
お化けとかの類の方が数億倍マシなんだけど。
殺人犯？うわ、最悪。聞かなきゃ良かった。
美原「女が一人の家に入り込んで、襲うらしい」
「デリカシーないの？私一人暮らしなんだけど」
あ、これはただ単純に実家と学校が遠すぎて、家を買ったってだけだからね。
なんか、親がいないとかじゃないから。
送ってって欲しくなった？と言う美原を無視。
美原「え、ちょ、Aちゃ〜ん？」
「連続殺人犯ってあんたの事でしょ」
美原「酷くね」
何があっても知らねぇかんなー！と言う叫び声を背に、私は家路に着いた。
盛大にフラグ建てやがって…。
「……あれ？」
家に着くと、なぜか鍵が開いている。
……まさか、殺人犯…？
嫌、でも…。
ビクビクしながら家の戸をそっと開ける。
真っ暗な廊下。
…え、本格的にヤバい？
やっぱり送ってきて貰った方が良かったかも、とか今更思いつつ、ソッと扉を閉めた。
その瞬間、パッと電気が点く。
「ぎゃああぁあぁあ！！！！」
美原「うるっせ……」
そこに立っていたのは、美原。
……は？
「なんであんたが…？」
美原「俺とっておきの近道知ってるんだよね♡」
「え、いや、鍵は？」
美原「お前忘れてったじゃん、俺の部屋に」
驚かせてやろうと思って、と言う美原の脳天を思いっきり殴る。
いったぁ！？と頭を押さえていたが、当たり前の仕打ちだ。
生まれてきた事を後悔させてやろうか？
美原「本気でビビってたな♡可愛かったぞ」
「死ぬか？」
私が近くに置いてあるナイフを握ると、え、マジ怖…と呟く。
一回死んでもらわないと気がすまない。
「て言うか、出てけアホ」
美原「あっ！俺の親には許可取ってきたから、心配しなくて大丈夫！」
「何の許可だ！」
美原「泊まりに行くって」
「よし、一生帰れないようにしてやる」
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松々先輩(プロフ) - miyuiさん» ありがとうございます☺️嬉しいです！が、睡眠はしっかりとってくださいねw (2021年12月7日 0時) (
レス) id: a6e4fce6a1 (このIDを非表示/違反報告)
miyui - 夜中、腐女子が(関係無い)布団の中で隠れながらこの小説を読む…あっ、午前2時だ明日学校どうしよう…宿題やってない…終わったああああ(つまり時間忘れるほど面白いってことです) (2021年12月6日 23時) (レス) @page20 id: 5e526ca5d2 (このIDを非表示/違反報告)
松々先輩(プロフ) - らっぴょこさんさん» ひぃ……ありがとうございます！！嬉しいですー！！これからも頑張ります！ (2020年9月14日 14時) (レス) id: a6e4fce6a1 (このIDを非表示/違反報告)
松々先輩(プロフ) - おにぎりさん» 良いですね、彼氏いらっしゃるんですね……私の元カレは美原って名前でした (2020年9月14日 14時) (レス) id: a6e4fce6a1 (このIDを非表示/違反報告)
おにぎり(プロフ) - 私の彼氏も岩本です。運命ですね (2020年9月14日 4時) (レス) id: 6f3eaef604 (このIDを非表示/違反報告)
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