一松ｇｉｒｌってトリップできたっけ？【一松】

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「えーっと…今日からここに住まわせていただきます、AAです。呼び方は好きなように呼んでいただければ……勿論呼ばなくても結構ですけど……。えっと、基本家事はできます。家庭教師やってました」
「俺長男のおそ松！A美人だね〜、俺とセッ〇スしな〜い？」
「お前何言ってんの！？すみません、こいつ自粛できないやつで…僕はチョロ松です。この中でだったら一番の常識人d「こんにちは〜┃僕トド松！連絡先交換しない？」


じょ、情報量が多いな……でもまぁ六つ子のプロフィールなら普通に知ってるし問題ない。
それよりさっきから話そうとしてるのに話せてないカラ松に話させてあげよ？

ぁ、とかぉ、とか言ってるから。


「順番覚えたいので…順番にお願いできますか？」
「俺が長男！」
「俺は次男のカラ松だ。俺とカラ松ガールはソウルが繋がっているらしい…よろしくな☆」


物理的にあばらやっちゃったかもしんない。
おそ松からはバキボキと音が聞こえるし。

そういえば、カラ松のイタイ発言に免疫ないのおそ松だけらしいね。

何それ可愛くない？


「僕が三男のチョロ松です」
「……一松」
「はいはーい！！僕十四松！！やきうしよー！」
「僕は末弟のトド松だよ┃トッティって呼んでね！」
「はい、おそ松カラ松チョロ松一松十四松、そしてトド松ですね」


無視されてんじゃん！！と馬鹿笑いするおそ松。
八重歯可愛いな。でもやっぱり一番可愛いのは一松かなぁ┃

ここに住まわせて貰うんだから、とりあえず家事はやらないと大人の礼儀としてなってない。


「炊事洗濯、掃除、ってところですか？職が見つけるまで私がやりますから、お母様はお休みなさってください」
「あらいい子じゃないの〜」


いやいや、松代さんまじカリスマレベルだから。
六つ子をここまで育てるとかまじレジェンド。

そういえば……なんか、六つ子が違うって言うか…。ニート感？ないって言うか。


「失礼ですけど、息子さん何歳ですか？」
「今年で高一よねぇ」
「！？」


ま、まま、マジ？高一？

え、背たけえな。


「あ、それだったら私が勉強教えますよ？一応家庭教師やってたので、高校くらいならできるかと……」
「あら、じゃあそうしようかしら。だったらAちゃんは家事なんてしなくてもいいのよー？忙しいだろうし…」
「そ、それじゃあお言葉に甘えて……本当にすみません」
「いいのよー！この馬鹿息子たちの成績が上がるならなんだってするわー」


そう言う松代さんの声は優しかったが、顔は笑っていなかったと言う。

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