【鬼滅の刃】あの子の可愛い反応。【反応集】

【受難】消えてしまうような雰囲気になってください。 ページ21

-心さんリク-



+竈門炭治郎+


「…っ消え…ないでくれ…!!もうっ…もうやめてくれ…っ!!」

「…大丈夫だよ。私はずっとここにいるよ。……ね。大丈夫だから」

「っ……ぅぅ"…!」


月夜に照らされるAちゃんが目を離したら、消えてしまいそうな雰囲気でした。彼は泣きそうな悲痛な顔でAちゃんを抱きしめると、消えないでくれと連呼します。そんな彼の頭を優しく撫でれば、あらためて存在を確かに認識されるでしょう。




+竈門禰豆子+


「……………………、」

「禰豆子ちゃん、どうしたの?」

「……………………………むー」


儚げなAちゃんから離れたくないため、きゅっと服の裾を弱々しく握ってきました。家族が目の前で殺され、消えていった悲劇をもう味わいたくないのです。悲しそうな顔で下を俯いてしまいました。



+嘴平伊之助+


「…っA!!今日の飯はなんだ!!??」

「衣がついたアレだよ〜!!!っていうか、それさっきも聞かなかったっけ?」

「そうか!!??覚えてねえ!!」


Aちゃんがおかしそうにくすくす笑う様子を見て、彼は心底安心します。消えそうな彼女から、あたたかい声と優しい笑顔が見られて、消えない…消えないと自分に言い聞かせます。



+我妻善逸+


「Aちゃんっ……いる…いるよね…??ちゃんと僕の前にいるよね…?」

「うん。いるって、うわぁ!!??」

「良かった…っ!!!Aちゃんまで消えて…し…死んじゃったらっ…お…俺っ…!!」


ずっとずっと一緒だったAちゃんと彼。彼にとって、この世界で1番大切な人であるAちゃんが消えてしまうような莫大な不安が溢れたようです。確認して、すがりつくように大泣きします。



+栗花落カナヲ+


「…っ…!!」

「カナヲちゃん…?急に手握ってきたけど、どうしたのかな…??」

「あっ…や……な…なんでもない…っ」


柔らかい夜風に、そのまま連れ去られてしまいそうだったAちゃんの手を反射的に握ります。そんな事とは知らずに、首をかしげるAちゃんに彼女は取り繕うように、焦ったような笑顔になりました。



+不死川玄弥+


「……どこにも行かないでくれ、A」

「私はずっとここにいるよ…?」

「…そういうことじゃ…っ…なくて…」


まっすぐと見つめてそう言う彼に、Aちゃんも目を合わせて答えます。だけど微妙にズレた答えを述べるAちゃんに、彼は少しだけ泣きそうになりました。

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